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作り置き代行のメリット


家庭料理の悩み


作り置き代行をしていると、家庭料理の問題が見えてくる。
代行をお願いするくらいなので、やはり手作りにこだわりたい人達であるのは間違いない。そして全てを代行に任せるのではなく、メインは作るという方が多い。
僕が実際に代行をして聞いた現場の悩みを2つ挙げる。


1、作ることは嫌いじゃないが、数種類となるとしんどい


一番多いのは品数問題だ。
メインが1種類、副菜が2〜3種類くらい。が多い印象。
「作る」には「献立を考える」が含まれる。
家族に何が食べたいか聞いて返ってくる「何でもいい」問題。
運よく食べたいものが決まっていたとしても副菜は考えなければいけない。
そして、副菜なのに作る手間はメインと変わらない。
冷蔵庫を開けて考えるが、毎回同じレパートリーじゃかわいそう。

みなさん真面目で、本当に家族に優しいんだろうなと思う。


2、レシピサイトに言われるがまま


それと結構な頻度で調理を「見たい」と言われ、見てる最中に「なんで?」が飛んでくる。もちろん何の問題もない。

考えてみれば、確かにレシピサイトを参考に作られる方が多いと思うが、
工程に「理由」なんて書いてない。
だから書いてある通りに作り進めていく。

理由もわからず作っていたら知識として得られないし、応用も効かない。
レパートリーが広がれば考えるひと手間が減るだろう。


作り置き代行のメリット


代行では上で挙げた2つの問題を解決できる。

1つ目の解決策


事前に打ち合わせをして作って欲しい料理を聞き出し、もしくは提案して決める。メインがいらないなら副菜だけでももちろん良いし、スープなんかも作れる。お子様の好き嫌いの把握もできるし、好みの味も聞き出せる。
時間が余れば冷蔵庫に余っている食材で追加でも作れるし、この食材を使って何かできませんか?と当日に提案されるのも面白い。

食材の買い出しは依頼者様にお任せなので、作る量も思うがまま。
(鍋の大きさにもよるが)

このように、しっかり打ち合わせができるのでそのご家庭にあった料理を作ることができる。
逆に、何でも良いので作ってくださいは困ってしまう。ある程度のテーマは必要だと思うし、その辺はマナーでもあるのかなとも思う。


2つ目の解決策


これは個人的にだが、教えるのが好きなのでどんどん質問してきて欲しい。
「何でそれをやるんですか?」と聞かれれば、もちろん理由は答えるし、違う食材でも応用が効くなどのアドバイスもできる。
依頼者様からの「なんで?」は大歓迎だ。

その疑問を解決してもらってご自身で作られる料理のレベルが上がり、料理そのものが楽しくなってくれたら良いと思っている。

まとめ


そんな理由から作り置き代行を行なっているのだが、
ビジネスとはいえ、誰かの役に立っているとか、誰かの問題を解決できていると思えるのは自分の中では本当に大事なこと。
代行終了後ありがとうございましたと言われることや、途中で我慢できず「食べて良いですか?」と聞かれ、「おいしい」と言ってもらえるのは至福の時間だ。
これがなければ続けていけないので、これからもそれぞれの家庭でヒアリングをして、問題解決をしていければと思う。




タスカジというプラットホームを使って、作り置きの代行をしています。
興味があれば覗いてみてください。


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