ベンチャー経営者の頭の中

世の中に存在する多くが誰かの頭の中で考えられたものが具現化されたものだとすると、会社についても経営者の頭の中で構成されたものと言えるでしょう。
それは経営者が会社をどう捉えるか、ということだと思います。
社会に新たな付加価値を提供するための器として捉えるのか、従業員の成長や生活のための器として捉えるのか、あるいは競合と戦って勝つための対象として捉えるのか、あるいは自分の生活基盤として捉えるのか。
こうした捉え方によって会社のビジョンや戦略、システムが決まっていき、そこに働く従業員とともに行為として表出することになります。
私で言えば、これまでは社会のための会社にしか興味がなかったですが、最近になって一緒に働いてくれる従業員のために会社を経営する発想が芽生えてきました。
もしかすると経営者にとっては自然な感覚なのかもしれませんが、どうしても昔の日本企業というイメージがついて回り、悪としていた価値観でしたが、今になってとても自然な気がし始めています。
これが会社にどういう影響をもたらし具現化されていくのか今から楽しみです。
なので、経営者はたとえ辛い毎日でも頭の中だけは常に再構成しておく必要があると思います。

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