えびこ@職場の現象学

組織のドクター@中央大学ビジネススクール。 現代における「働くことの意味」、職場におけ…

えびこ@職場の現象学

組織のドクター@中央大学ビジネススクール。 現代における「働くことの意味」、職場における人と人との関係性を深堀する『職場の現象学』著者。 場のワークショップ主催。

最近の記事

「会うこと」の意味

テレワーク生活が始まってから早6ヶ月。みんなテレワークにも慣れてきて、それなりにオンラインでも仕事もできるようになってきた。なのに最近は結構、「会って話しましょう」ということが多くなってるように感じます。私も昨日は、仕事で企業を訪問し、職場で対面会議を実施しました。授業も、オンライン併用ですが、対面授業を再開しています(このハイブリッドがすごく大変!これはまた別に書きます)。 アフターコロナは、時空間にとらわれず「いつでもどこでも」仕事ができる時代になるといわれています。「

    • 対話ということ

      ずっと更新できずやっと2回目デス。 対話が話題になることが最近何度となくあったので、ちょっと考えています。対話しようとか、対話が大事と思っている人は多いようなのですが、実際に「対話」になっているかどうかというと、「対話」になってないことが多いようです。対話って言葉をやりとりするだけでなく、気持ちをやりとりすることですよね。だから、矛盾するようだけど、言葉がなくても対話できる。気持ちは聞きだすものじゃなくて、伝わってくるもの。 One on Oneとかで、面談する機会が増える

      • 『職場の現象学』を出版しました

        中央大学ビジネススクールで経営学(組織論)を教えている露木恵美子です。2020年4月に8年越しで温めてきた『職場の現象学』を出版することになりました。この本では、現象学という哲学を通して、職場で起こる様々なコト、特に人と人との”関係性””に由来するコトの背景に何かあるのか?について考えています。ちょっと難しい内容の本なので、このnoteで誰もが日常的に思っている「なぜ人間関係って難しいんだろう?」、「チームってどうやったらうまく動くんだろう?」といった疑問について、私が日ごろ

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