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マイストーリー〜私が習い事ジプシーをサヨナラするまで〜#1

本日から3回に渡って、
私が習い事ジプシーに陥った20代〜
50代になってサヨナラするまでの
ストーリーを書いてみようと思います。

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私は、子供の頃から内向的で口下手。

みんなと一緒に外で元気よく遊ぶことよりも、
読書や絵を描いたりする事が好きな、
内気な子供でした。

中学・高校・大学へと進んでも、
同じ趣味を持つなどの共通項がない人とは、
中々会話ができないコミュ障でした。

「そんな自分ではダメだ!」
と就活をしている時に、
事務職だけでなく営業職もやってみようと思い、
何社か採用試験を受けました。

大手の生命保険会社の総合職に
採用されましたが、
私以外は、人と接する事が大好きな人ばかり。

ドンドン契約を取り、
順調に成績を上げていく同僚たち。

それとは逆に、
中々成果が出ない私。

上司や同僚から内心でバカにされ、
自信もプライドもズタボロでした。

結局、2年待たずに
退職することになってしまいました。


次の会社では、
同僚との関係はまあまあ良かったものの、
仕事の成果はなかなか上がらず、

結果を出していく同期や先輩と比べては
落ち込む日々。


明らかにスキルが劣っていた
自覚があるから、
どんどんと自分に自信を失ってしまい、

こちらの会社も1年ちょっとで
退職してしまいました。


会社員時代は、社内の飲み会や
同僚たちとのお付き合い飲み会が
週4ほどあり、毎日帰宅が遅く、

それも人付き合いが苦手な私の心と
体力を削るのに充分でした。

会社を辞めてから
夫とお見合い結婚するまでの数ヶ月間、
私は家から一歩も出られない
引きこもりになりました。

当時は、人間関係に疲れすぎて
仲が良かった大学時代の友人たちとも、
会うことが辛くて、
せっかく誘ってくれたのに
毎回お断りしていました。

2〜3ヶ月ほど、
家族以外誰とも会わない
という日々を過ごした後は、
心身共に癒された頃、
母に誘われて近所の着付け教室に
通いはじめることになりました。

そして、そこに通っているHさんに
紹介してもらったお見合い相手が、
現在の夫だったのです。

夫とのお見合いから結婚式まで、

「あなたはこの人と結婚するんですよ」

と言わんばかりに、トントン拍子に
あっという間に様々なことが
進んでいったのです。

結婚後、実家から電車で数駅の場所に
マンションを購入しました。

私も母たちのように主婦生活を
思う存分楽しむんだと思った矢先、
思わぬ洗礼を受けてしまったのです。

「何で働かないの?」
「旦那さんに寄生してるの、恥ずかしくない?」

今の私なら、ニッコリ笑って華麗に
嫌味返ししてスルーですが(笑)

「働かない専業主婦は、社会にとって
役立たずなの?」

当時、自分が所属するコミュニティの中で、
そんなに親しくないけど、どうしても
関わらなければならなかった人たちに、
専業主婦であることをバカにされてしまったのです。

20代の頃の私は、自分に自信がなくて、
発言したいことがあっても
上手く言葉にすることができません。

人前に立たされるとよく言葉に
詰まっていました。

しかも豆腐メンタルで、
他人の言う事をいちいち真に受けて
よく落ち込んだりしました。

なので、気が強い一部の人たちを
イラッとさせて、キツい態度や言葉を
投げつけられていました。

イライラを誰かにぶつけたくて
仕方ない人たちの、
悪意に満ちた言葉にすっかり傷つき、
すっかり自信を失ってしまったのです。

何もない私は価値がない

そう、思い込んだ私がとった行動は、
足りない自分の不足を埋める行為でした。

#2へと続く

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