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飯代奢る論争、音楽家の場合

こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生と音楽を楽しんでいきましょう♫

最近ネットニュースで毎日誰がどう言ったとか出てくるのが「飯代奢る論争」です笑

男は女に飯を奢るべき!ってやつ。

ことの発端は深田えいみさんが呟いたことらしい。

デート代、なんで男が払わなくちゃいけないのって言葉 女性はそのデートのために準備して洋服、メーク、美容代も入ってると思う 全部安くない。リップだってブランドなら4000円はする かわいいって言って欲しくて、そのためにすごく早起きして準備してる それを考えた上で、女性に出してあげて欲しいって思う!

その論理だと、最近の男は脱毛とか頭皮ケアとかメンズメイクとか美容代かかってるし、服も安いものじゃないし腕時計なんて数十万はする。体型整えるために日々の食事も良いものを食べてジム通って、かっこいいって言って欲しくてそのために毎日すごく早起きして頑張ってたら結局割り勘じゃね?

と思ってしまったwww

そうなるとお金に余裕のある意識高い系男には奢ってもらえないことになるなぁw

まあ、いろんな賛否両論あるらしいですが、私一男の意見としては

「好きな女性には奢るんじゃ!!」

もうこれだけ。好きな子とデート行ったら奢る。
うん、シンプルでしょ。

まあ、男女の話はこれくらいにして、世間とちょっと離れた音楽家同士のお付き合いはどうなのか、私の経験と視点で書いてみようかなと思いました。

音楽家としての私についてはこちらをご覧ください↓

飲み会といえば先輩が奢る時代

一昔前まではこれでしたねー。先輩に「おう、飲みに行くぞ」って言われたら「やったー!」と思ったものです。

芸能界で聞くような話も昔は音楽界でも現実にありました。飲み屋で先輩とたまたまお会いして挨拶したら会計の時に「すでに頂いております」とか、自分たちじゃ絶対頼めない高価な食べ物を大皿で後輩のテーブルに差し入れてくれるとかもありました。

先輩と後輩の距離も今より近く、私が通っていた国立音大は当時、いろいろなところで練習できたし出入りも緩かったので卒業生もたくさんいました。先輩の練習を見て聞いて勉強したり、実際に話を聞いたりもできました。先輩に自分の練習を聞いてもらおうとわざと近くで練習して「お、お前なかなか吹けるな」って言われて仕事をもらうこともありました。

だから飲みに行くことも多かったです。実際に顔を合わせるわけですから、「今日飲みに行くか」と誘ってもらうことも不思議ではありませんでした。上と下のつながりがあったのでその人がどんな人かも先輩から聞くことができたし(ある意味対策とか笑) 飲むのが好きな私は良い先輩方が多かったのもあって楽しかったものです。


いつの間にか後輩が出したがる時代へ

日本へ帰国して久しぶりに音楽家仲間と飲みにいく機会が出てくるとちょっとした変化が。

後輩も普通に飲み代を出す雰囲気になっていた!

先輩が「払う」と言ったら即座に「ごちそうさまです!!」と頭を下げるという教育を受けてきた私たちですが、なんと先輩が払うと言っても後輩が「いえいえ、申し訳ないので、、、」と出したがるのだ。

おおお、なんという真っ当な世界にwww

もはや先輩が完全に奢るという時代ではなくなりました。ある一定の年齢を過ぎればみんな割り勘になるというのも気づきましたw 

なので最近は先輩が多く出す、後輩は少なくするという面倒な計算がありますが、出費は少ないので上の立場でもありがたい時代です。
やっぱりバブルって色々すごかったんだなぁ。

アルハラも無くなってきました

ここ三年は飲み会すら大っぴらにできなかったので飲み慣れてない人たちが最近よく駅などで潰れていますね。
このコロナ禍で外に出ていなかった音大生たちもこれから上の方々と飲みにいく機会もあるでしょう。

色々なハラスメントが叫ばれる時代ですからアルハラもなくなってきていると思います。昔は「一発芸見せろ」とか、大声で自己紹介するとか、キスの強要とか(男女関係なく)いろんな話がありましたし、私もアルハラを受けたこともありますが、もう私より上の先輩方も紳士的、淑女的な方が多くなりました。時代の変化ですね。

昔は酒が飲めない人でも最初の一杯は飲むという雰囲気がありました。今ではそれもなくなりました。酒が飲めない人、飲みたくない人は最初からノンアルです。それが普通なんですけどね。


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私の最近の飲み方

もともとお酒が好きな私は何かと飲みに行っていました。先輩でも後輩でも飲みにいくならぜひって感じでした。

最近はそれも健康的な飲みに変わってきましたw

ジムで追い込んだ日は筋肉のためにもなるべくお酒は飲まないし、安い酒で酔っ払うよりも美味しいものを頂くというベクトルに変わってきてます。←いまさらw

接待交際費を使うよりも収入が増えるなら小規模企業共済やイデコの枠を増やしたり、投資に回したりしてます。

でも美味しいお酒も美味しいご飯も食べたいので、普段はなるべく質素に、たまに良い食事を好きな人と、という40にして割と真っ当な生活になってきました。

時間を有意義に、お金も有意義に使っていきたい今日この頃です。

それではまた!
お酒は適切な量を楽しく飲みましょう!
蛯澤亮でした!

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