緊張する人、しない人。その対処。
こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生と音楽を楽しんでいきましょう♫
昨日はハルモニームジークvol.40、ご来場、ご視聴ありがとうございました!
8人のアンサンブルだとそれぞれの個性が見えて楽しいです。
打ち上げでもそんな話をしたのですが、人は変なところで緊張したりするものですね。
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当たり前な緊張
本番で緊張するのは当たり前。むしろ練習でも緊張した方が良いと思います。それが普通になるから。
ダラダラと練習することが普通になると本番になって急に慌てたりします。それが実は一番恐かったりします。急に来る緊張はなかなか対処できません。
野球のイチロー氏が言ってましたが、緊張はするべきものだし、するものと思って準備するというのは私も思います。
ですから緊張しないように、と思うよりも、緊張するのは当たり前、と思う方が簡単だと思ってます。当たり前に緊張するんだからその緊張の中でどう演奏するかを準備する。
私もなかなかできないですが、日々そんなことを考えて対処することで安定してくるのではないかと思います。考えていれば、演奏後に失敗や成功を振り返って、自分が何ができて何ができてなかったか?ということを見つめ直すこともできます。
大事な場面での緊張
大事な場面で緊張するのも当たり前です。
演奏の場合、曲の中でも自分にとって重要な場面になると急に緊張したりします。これはソロでも室内楽でも管弦楽でもなんでも同じ。
大事なのはその前後。
曲の最初なら息の吸い方、構え方、その音を出すまでの流れが大事です。
曲中ならその前に演奏する部分からの流れを考えます。その前の演奏の仕方や心構えなどでかなり変わります。急に大事なところになって意識的にぶっつり切ってしまうとより難しくなってしまいます。前からの流れが大事。ということは練習ではその部分だけを考えるのでなく前の箇所からの流れも練習することが大事です。
例えば前の箇所を演奏して数小節休んで大事なフレーズに入る時も、前からの流れで自分の精神状態がどうか、息はどうか、心拍数は、というふうに分析していきます。そして間の休憩をどう数えるか、どう過ごすか、何を気をつけるか、そして次のフレーズをどう入るか。これを細かく分析して自分を理解して練習せることが大事だと思います。
ひょんなことで緊張する人
昨日おもしろかったのは最年少の佐藤君。
「この曲のコンマスは今回最年少の佐藤君です!」
と紹介したら、普段緊張しないと公言している彼がめちゃくちゃ緊張したそうです笑
なんで緊張したかというと、紹介されたのでお客様に愛想よくしなきゃと思ったそうです笑
人の緊張するタイミングや理由は人それぞれですね笑
ということで今回は緊張について考えてみました。
これっていろんな意見があるし、いろんな研究もあります。ですからこれからもらいろんな考えや意見を書いていきたいと思います。
それではまた!
今日も良い1日を!
蛯澤亮でした。
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