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お気に入り短編まとめ

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これ好き、好評だったな、な短編小説。更新120日目に突入した記念に。読んだりスキをいただいたり、ありがとうございます。
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#ショートショート

プルトギニユンと怪物

海溝はふかく、複雑に入り組んでいた。一方では地底マグマのほうへと地下深く削りそびえ、一方…

海老ナビ
3年前
9

心臓と熱帯魚

翻訳機を通して、ガーガーと錆び付いた声が届いた。 「あな……たの……心臓……」 「おや? …

海老ナビ
3年前
10

ヤンデレ処理ゴミ捨て場

みどうはるか。は、『あいうえお表』から、適当に拾われてきた名前だ。このキャラに名前は必要…

海老ナビ
3年前
7

note

未瞳春花はクレープが食べたい。原宿、竹下通りにママと手を繋いでやってきて、春花はママに頭…

海老ナビ
3年前
6

私の夫と深夜3:33のパンケーキ

私の夫は『変』だ。 よい『変』なところは、なんだか暖かいところ。春ともなれば蝶々が寄って…

海老ナビ
3年前
5

マーメイド・マンション

人類、ついに砂漠にまでマンションを建て始めている。そうかと思えば、また人類初なんてキャッ…

海老ナビ
3年前
6

教授の免許返上(たんぺん怪談)

蛙洞立芳教授は、今年六七にもなるが、海辺の自宅から数キロ先までの勤務地である私立大学まで車を運転させるのを日課にしている。市バスもあるにはあるが、運転が好きだったので、この習慣は実に三十年も継続していた。 どんッ! ある夜更け。帰宅途中に、ミニバンに衝撃が走った。なにかしらが衝突したとすぐに悟る。事故だ。教授は慌てて車を降り、ぶつけたか轢いたかしたものを捜した。スマホを片手に救急車の準備をしながらだ。 だが、救急センターにコールはしたが、教授は、電話の向こう側になにも答え

捨てた森の海の魚子

古来、忌むべき習慣として姥捨て山なるものがあった。この山もまた働けなくなった、動けなくな…

海老ナビ
3年前
4

一匙の夢を食べる

スプーンにひとさじ、夢をすくう。プリンに穴をあけるように。スプーンが侵入してスプーン以上…

海老ナビ
3年前
4

悪魔のジュース(コメディ)

「あのぉお……。ゆみ君のお母さんさん、ゆみ君の血まで、悪魔に染めないでください。勘弁して…

海老ナビ
3年前
3

好きの枯渇と干からびる僕

これ絶対泣けるから!! 意気揚々とカラオケにいれてアイドルの応援歌を歌いあげた僕を、彼女…

海老ナビ
3年前
7

海の家のマーメイドプリンセス

人魚姫が恋をする。なにも、嵐の日に難破船から救った王子に恋をして、とか、王子のためにすべ…

海老ナビ
3年前
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