見出し画像

最高の45分間。

最高の45分間。

諸橋近代美術館のzoom企画
「ダリとハルスマン 幻のギャラリートーク」に参加してみました。

結果から言うと、素晴らしかった!!!

学芸員さんが写真家ハルスマンとダリの関係性や作品の制作過程、裏話を教えてくれるこの企画。毎回やってほしい!!
諸橋近代美術館の皆様、ぜひぜひ今後も配信よろしくお願いします。

サルバドール・ダリを思い浮かべたとき「力強く上に伸びた髭とガッ!と見開いた目」というイメージはありませんか?
その写真を撮ったのがハルスマンです。以前、ここでも紹介した「ダリ・アトミクス」も彼とのコラボ作品です。

「ドルの亡者に成り下がった」と周囲から揶揄されたとき、ダリはモナリザ風の衣装に身を包み、ハルスマンに写真を撮らせました。その手には大量のお金。
他にも自慢の髭をドルの形にした写真もあります$
「拝金主義」と言われたダリ。これらの写真は皮肉たっぷりのお返し、といったところでしょうか。

そのダリを巧みにプロデュースしていたのが妻のガラ
ガラは作品のモデルを務めると同時にマネージャーも兼務。ダリの作品販売から財産管理まで、その全てを行っていました。
優秀ですが、非常にスキャンダラスな要素も多い女性です…。

そうか。私もガラになれば超現実ご主人様をなんとか出来るのかもしれない。

諸橋近代美術館の「ダリとハルスマン」の企画展は終了間近。
zoomで行った気分を味わえたけど、余計に行きたくなったよ!
完成作品だけでなく、ボツ写真も飾ってあると聞いて心が躍る。見てみたい!!!

アナログな時代に「写真で遊ぶ」ということをすでに楽しんでいたダリ。
ダリにインスタを与えたら、どんな作品を投稿したのかな…。
シュルレアリストのインスタ映え写真、気になります。
TikTokも華麗に使いこなしそう。笑

現代でもバズったでしょうな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?