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ショック・オブ・ダリ。

私が愛してやまない福島県の「諸橋近代美術館」
現在は冬期休館中ですが、目覚めの春はすぐそこ。

冬期休館明け1発目の企画展が4月24日から始まる
「Shock of Dalí ショック・オブ・ダリ 〜サルバドール・ダリと日本の前衛〜」です。

タイトル聞いただけでオラ、ワクワクすっぞ!

…と、でぇベテランのお言葉を借りつつ、
沸き起こる興奮を隠せないミーアキャットです。

私のこの熱い空気感を知ってか、知らずか。(いや、絶対に知らんて。笑)
諸橋近代美術館さんがオンラインで一足早く、次回の企画展を案内するイベントを開催してくれたので、参加してみました。

言いたいことも言えないマスク越しの世の中じゃ…ポイズン。

…ってことで、
「オンライン」や「テレワーク」という言葉が世の中にすっかり定着した今日この頃ですが、まだ慣れないアナログ小動物。

でも、こういうときは非常に便利ですね。
行かずして諸橋近代美術館の空気感を味わえます。

しかし、
このオンラインのイケナイところは、見ると余計に行きたくなるところ。笑

そうです、見ちゃったら行きたくなるんです!
絶対に訪れなきゃいけない場所がここにあるんです!
くう~っ!

というわけで、
春からはダリに影響を受けた日本の芸術家たちの作品を展示するそう。

さりげなくダリをオマージュした作品が並ぶのかと勝手に想像していたのですが、
皆さん割とガッツリ、しっかりダリを入れ込んでおられました。

中には「これ、まんまダリじゃん!!」と思う作品も。
でも、それが楽しいんです。芸術なんです。

これは見たいですね。
しばらく福島県にもお邪魔していないので、行きたいですね。

梅雨の季節くらいまでは開催しているようなので、状況を見ながら判断したいと思います。

さて。
諸橋近代美術館は、西洋のお屋敷のような外観をしておられます。

これは創立者の諸橋廷蔵(もろはし・ていぞう)さんの希望で
「中世の馬小屋」をイメージしたそうです。

左右に長くて、規則正しく並んだ窓が美しい。
福島の自然と見事にマッチしています。

外観を見るだけでも十分、満足ですが、
建物が見える場所まで来たのなら、せっかくなので入館することをオススメします。笑

そうそう、今回のオンラインイベントに参加して初めて知ったことがありました。
今の外観は第2希望だったらしい。

最初の希望はドイツにあるノイシュヴァンシュタイン城のようなデザインを希望していたんだって。
某・夢と魔法の王国にあるシンデレラ城のモデルとなったお城です。

でも…この美術館は国立公園の敷地内にあるため、建築条件厳しめ。
ノイシュヴァンシュタイン城では指定された条件をクリアできなかったらしい。
なるほど。

諸橋近代美術館のスタッフの皆さん、
今回も素晴らしいオンラインイベントをありがとうございました。

ダリ先生、そろそろ春になりますよ。
起きる準備をしてくださいね。


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