つなぐ。
つなぐ。
嵐の大野智くん主演の映画「忍びの国」を見ました。
時代物や戦国物は普段はあまり見ないジャンルなのですが、これはなかなか面白かったです。ちなみに「つなぐ」は嵐の楽曲で、この映画の主題歌。
時は戦国。天下統一を狙う織田信長の勢力は恐ろしいものでした。
周囲は織田軍に攻め落とされ、伊賀にもその手が迫っている…というところから物語は始まります。
ところどころネタバレになってしまうので、まだ見ていない人は要注意。
織田軍と伊賀衆の戦いは「天正伊賀の乱」という実際にあった戦いをモデルにしているらしい。
この戦い、2度あったそうな。
1回目は織田信長の次男・織田信雄(おだのぶかつ)が父親に無断で伊賀に攻め入った結果、伊賀衆に返り討ちにされてしまう。
この織田信雄、伊賀の隣の国「伊勢国」の北畠具教(きたばたけとものり)のところへ養子に来たんだけど、北畠具教を暗殺して伊勢国を自分の天下にしてしまう。
伊勢国を手に入れたから次はお隣の「伊賀国」というわけですな。これは1576年頃の話。
1578年、伊賀から織田側に寝返った下山平兵衛という男が伊賀領内に織田軍を導く手引きをします。
織田は伊賀領内に城を作るよう命令。表面上、この城は伊賀領内を守るという名目。
しかし、織田側がその城を拠点に伊賀を攻めようとしていることは一目瞭然。伊賀衆が織田軍の侵略を阻止しようと総攻撃!
これが先程の戦いのきっかけになるわけです。
1回目は伊賀衆が織田軍を撃退したわけですが、2年後に織田信長自身が倍以上の兵を率いて攻めてきます。
「鳴かぬなら〇〇してしまえホトトギス」の勢い。
怒り狂った父・信長が攻めてきた!!
その結果、2回目は伊賀のボロ負け。伊賀は織田軍によって滅ぼされてしまいました。
このとき何人かの伊賀衆は戦火を脱出し、徳川家の忍びになったとか、ならなかったとか。
「忍びの国」はシリアスな描写の中にギャグ要素も含んでて、大野くんの軽快な動きと会話が役柄に合っていた気がします。
忍者はどの時代劇にも欠かせない存在です。
派手に忍術を使ったり、人間離れした身体能力を披露したりするイメージ。
実際はどうだったのか真相は謎ですが、身体能力が高かったことは確かです。
諸説ありますが、これはまだまだ調べる余地がありそうです。忍者かっこいい。
皆様のおかげでこのブログの記事も100本を超えました。いつもありがとうございます。
これからもこのブログが読んでくれる皆様と小動物ミーアキャットを「つなぐ」存在でありますように。
ドロン。
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