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親ゴコロ、子どもゴコロ。

私が普段からよく口ずさんでいるのもあり、我が子が「君が好きだと叫びたい」を覚えました。
ご存知、アニメ「スラムダンク」のオープニングです。

スラムダンクは「世界が終わるまでは…」とか「あなただけ見つめてる」とか「ぜったいに誰も」とか「マイフレンド」とか…とにかく名曲ぞろい。

その中でも特に好きなのが「君が好きだと叫びたい」と「煌めく瞬間(とき)に捕われて」です。
個人的に「煌めく瞬間に捕われて」は三井先輩のテーマ曲だと思い込んでいます笑。

この曲はエンディングテーマでしたが、その映像も秀逸なんです。
アニメでは珍しく、サビ直前まで一切キャラクターが出てきません。
その代わり、持ち物や場所で登場人物を表現しています。

例えば
小暮くんは机に置かれたメガネとミニサイズのバスケットボール。
赤木は4番のユニフォームとコールドスプレー。
流川は自転車とイヤフォンと無造作に置かれた湘北ジャージ。

リョータは7番のユニフォームとリストバンド。
その横には彩子のキャップとストップウォッチ。(←リョータ&彩子の取り合わせエモい)

そして三井先輩は夜景の窓に反射している膝のサポーター。
花道はバッシュと「天才」って彫られた机。

粋だよねぇ。
当時、こういう演出に気付ける子どもで在りたかった。

さて、話は戻りますが「君が好きだと叫びたい」の2番サビで
♪君が好きだと叫びたい 今夜は帰さない♪という歌詞が出てきます。
なぜか、毎回この部分で我が子が大騒ぎ。

理由を聞いたところ
「今夜は帰さない、って誘拐じゃん!!怖いじゃん!!」って笑。
この曲が流行っていた頃、私はすでにお年頃だったので
流石に「今夜は帰さない」の意味くらい分かっていた…つもり。

素直に正面から歌詞の意味を受け止める我が子の純粋さを微笑ましく思う反面「今夜は帰さない」の本当の意味が分かるお年頃になったら、ちょっと切ない気がします笑。

最後に「煌めく瞬間に捕われて」の秀逸なエンディングをこちらに置いておきます。


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