将来への決断

私が入学した学部は、保育士資格が取れる大学の学部でした。
つまり、私の将来の夢は保育士でした。

保育士を目指して勉強を続けていましたが、その頃の私は、自分に満足してなくて、このまま何となく大学生活を過ごして、何となく保育士になって、、そんなありふれた未来でいいのだろうかと漠然と不安に思っていました。
自己肯定感が低く、自分に自信がなかった私は、誰かに認められたいという思いが人一倍強くありました。

普通じゃない人生がいいと思い、保育士資格を取るのをやめ、俳優になりたいと思い始めました。
こうと言ったらなかなか曲げない私は、大学も辞める!と両親に言ったところ、当然止められました。
資格もやめるなと母に言われましたが、強引に押し切り、勢いで俳優を目指すことにしました。

しかし、俳優の育成スクールに通うも、自分より断然きれいでかわいい子たちばかりで、気後れしてしまい、挫折してしまいました。

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