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知れば知るほど無知だと分かってくる

連休もあっという間に終わる。

貴重な休みも、約8時間半の移動と行列待ちの疲れが表れて夜の用事まで、家ののんびりせざるを得なかった。

行列ラーメンの後は、はるさん亭で珈琲オフ会が開催された。
美味しいコーヒーの飲みながらサロンメンバーとしっぱりとお話。

話している中でコミックマーケットというイベントで買った同人誌が話題に上がった。

コミックマーケットとは…

マンガ・ゲーム・その他周辺ジャンルの自費出版(同人誌)の展示即売会
公式HPより

分野を全く問わず、商業誌では売上が経たないような、マニアックが過ぎる愛のあるテーマの内容も多々ある。

家にあった面白い同人誌(セブンイレブンが舞台の人情物語、ブックオフの外観写真集、各地のサイダーのレビュー…)を話題に、
「こんな内容の本なんてあるの??」
とみなで驚いいていた。

自分もコミケに参加して早10年。
どんな本があるか”知ったつもり”になっていた。

いくスペースは大抵同じ、新しく回るのは少しだけ。
保守的なまわり方をしていたが、今回の内容の幅広さを知って、いかに視野の狭い世界しかしなかったのか思い出した。

どの領域にも言えることだと思うけど、知れば知るほど自分は無知だと分かってくる。むしろちょっとかじった程度の分野が一番”知ったつもり”になりやすいように思う。

完全に知ったつもりだった。
だって10年も参加しているんだもん。

同じ「読書が趣味です」でも、
毎日1冊づつ読む人は月に数冊読む人では見えている世界が違うだろう。

好きであれば気軽に趣味と言っていいと思うが、少しの世界を除いたときは分かった”つもり”になるのかもしれない。

ついつい守りに走っていた。楽しいことや好きな事を見つけると、その人かじりで満足してしまうのだ。

自分のように既存の方法についつい頼りにし過ぎてしまうのはもったいない。もっと新しい世界が他にもあることを見逃してしまっているから。

今までにない交友関係ができて、知らなかった世界を知るたびにこう思う。

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