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贈り物に悩む時間を引き継ぎたい

いよいよ平成が終わる。
バブルが崩壊したりインターネットやスマートフォンの普及で、モノがあまり売れなくなったよね。

だけどきっとずっと、贈り物は大事にしてきた人は多いはず。出産、誕生日、結婚、卒業、入学、母の日に父の日。

自分では買わないけどもらったら喜んでくれるものって何かなと想像を膨らませてみる。「こういうの欲しいなって前に言ってたな。」と思い出してみたり。

ある雑誌で、とある女性芸人のインタビュー記事を見かけた。
「生活が苦しくてもお祝いにはお金を惜しんではダメよ、と母に言われてきました。ずっと貧乏だったけど、気持ちよくお祝いしたいから生活費を切り詰めてでもご祝儀や贈り物にはケチらないって決めていたんです。」
心の美しい人だなあ、素敵だなあ。私は彼女の大ファンになった。

私も人に贈り物をするのは大好き。頭をフル回転する幸せな時間。

先日、5月生まれの母の誕生日の贈り物を選びに行った。母の日が近いので兼用になっているけど、その分ちょっとだけ奮発していいものにする。
お母さん、ありがとう。もうすぐ40歳になるというのにいつまでたっても心配かけてごめんね。お母さんが私を産んでくれたおかげで、人生を楽しむことができているよ。そんな感謝の気持ちを乗せて贈る。伝わっているかな、伝わっているといいな。

次は父の日だ。父への贈り物って難しい。オーディオだのバイクだのそば打ちだの多趣味なおじいちゃんはこだわりが強いので中途半端なものは困るかも。リタイアしているからネクタイもYシャツも不要。考えに考えて甚平を贈ったことがあったけれど着ているところを見たことがない。母曰くタンスの奥にしまっているそうだ。なんだかなあ。なので昨年は真空パックの魚にした。いろんな種類があるやつ。まあ、母の方が喜んでいたけれど。
さあ今年はどうしよう。何かいい案があれば教えてください。ぶつぶつ。

令和もこんなふうに、大切な人に何を贈ろうかと思い悩む平和であったかい時代でありますように。

「書く」ことで食べていけるひとになるのが目標です♡ここにたどり着いたのも何かのご縁。わちゃわちゃしましょー!!!