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【心理カウンセラー監修】心に安らぎを作る感情整理術

「あの時の感覚をなんて言えばいいんだろ?」

会話中に、そう感じた経験は無いでしょうか?

そんな時、的確な言語化してもえらて
「そう、それが言いたかったの!」
となる感覚は、非常にメンタルに良い。

ポジティブな感情を言語化できれば、
より幸福感を味わえる。

ネガティブな感情を言語化できれば、どこに悩んでいたのかが分かり、解決しやすくなる。

つまり、感覚を適切に表現できると
メンタルを大きく改善できるんです。

今回の記事では、
・似ているように見えて、実はかなり違う感情
・これさえ覚えればOK!日常で役立つ感情
・日本語には無い、メンタルを良くできる感情

について紹介していきたいと思います。

1章 複雑な悩みを単純にできる感情

1章で紹介していくのは、
悩みを単純にできる用語3選。

まずは、単語ごとに特徴を抑えていきましょう。

悩みを単純にできる3用語

①葛藤

「したいけど、できない」「しなきゃだけど、できない」といった行動的相反。
例:今限定の時計を買うか悩む。
例:ミスの報告をした方が良いけど、したくない。

葛藤は「感情的欲求」「理性的欲求」
に分かれている感情です。

例で言えば、
今限定の時計を買いたい→感情的欲求
値段が高いし、買ったら後悔する→理性的欲求

このように2つの相反する欲求があることで、
悩んだり苦しむことがあります。

②ジレンマ

複数の選択肢の中から、良いものを選択しようと悩む様子。
例:お年玉でゲームを買うか漫画を買うか

ジレンマは、先ほどの葛藤と似ていますが、
実は大きく違います。

それは、行動することが前提にあるかという点。

葛藤は行動するかどうかを悩みますが、
ジレンマは行動が前提にあり、どちらの選択肢にするかを悩む状態。

そう考えると、簡単に見分けることができます。

③アンビバレンス

「好きだけど、嫌い」「尊敬しているけど、軽蔑もしている」のような両極の感情を持っている状態。
例:性格は嫌いだけど、見た目は好き。
例:仕事は嫌いだけど、好き。

1章で一番重要なのがアンビバレンス。

多くの方は、「好き」「嫌い」
はどちらか1つしか持てない。
と考えてしまう。

だけど、両方の感情を持つことはできる。

例えば、仕事は嫌いだけど好き
を深堀ってみると、
・怒られて落ち込んでる時は仕事を嫌いになる。
・だけど、仕事を任されることに人との繋がりを感じるし、業務内容が楽な部分は好き。

と、両方の側面が見えてきます。

このアンビバレンスという概念を知ることで
意外と気付けていなかった
自身の考えを理解できるようになります。

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