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「もっと愛されたかった」という人が、力強く生きていく方法

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親に十分な愛を注いでもらえなかった人は、「自分は価値のある存在だ」という自信を得ることが難しくなります。自分に自信がないと、他人からの承認を求めるようになります。他人から褒められることで、傷ついた自尊心を満たそうとするのです。すると、人生の目的が、「他人から認められること」になってしまい、自分が本当にやりたいこと、自分が本当に好きなことを、自分にやらせてあげられなくなります。不満が溜まり、イライラすることが多くなるのです。

自分の心を満たすために、他人からの承認が必要になると、「嫌われること」を怖れるようになります。なぜなら、他人から悪く思われることで、自分の価値が下がってしまうと考えているからです。他人の評価=自分の価値になっていると、他人の不機嫌を過度に怖れるようになります。だから、自分の言いたいことを我慢し、相手の機嫌をとることに多大なエネルギーを使い、心が消耗してしまうのです。

親から愛されなかった人は、自分のことを愛すことができなくなります。なぜなら、子どもは、どのように親が自分に接しているか、つまり、親の愛し方を見ることで、自分を大切にする方法を学ぶからです。親から愛された人は、その親と同じやり方で、自分のことを愛すことができます。逆に、親にあまり構ってもらえなかった人は、その親と同じやり方で、自分のことを軽く扱うようになるのです。

自分のことを愛せない人は、他人のことも愛すことができません。親に愛されなかった人は、自分の愛し方も、他人の愛し方も分からなくなってしまうのです。結果として、恋愛や夫婦仲がうまくいかない、ということが起こるのです。

親に愛されなかった人は、人生の選択を誤ることが多くあります。他人の承認を得るために、自分のやりたいこと、自分の好きなことを、自分にやらせてあげないまま、一生を終えてしまう人もいるのです

本書を読むことで、そのままの自分に価値を感じられるようになり、「自分は愛される存在だ」という安心感を得てほしいと思います。

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内容

はじめに
01 なぜ、周りを不快にさせてしまうのか?
02 そのやさしさが、相手から嫌われる
03 その愛し方が、相手から嫌われる
04 なぜ、人を愛すことができないのか?
05 「特別扱いしてほしい」という態度が嫌われる
06 「いい人」は好かれない
07 なぜ、心を開くことができなのか?
08 弱点を受け入れることで、心が強くなる
09 我慢をやめることで、心をラクにする
10 自己否定をやめて、心をラクにする
11 傷ついた自尊心を回復するためには?
12 他人と信頼関係を築くためには?
13 弱点をバカにしてくる人には近寄らない
14 本当の自信をつけるためには?
15 人から好かれるための絶対条件とは?
16 イヤなことを断っても、嫌われない関係を築く
17 「それはできません」と言うことで、自分に自信がつく
18 「そのままの自分でも愛される」という感覚を得るためには?
19 他人を攻撃せずにはいられない人の心理
20 なぜ、人間関係で疲れてしまうのか?
21 魅力的な人間になるためには?
22 なぜ、利用される関係から抜け出すことができないのか?
23 「嫌われたくない」という思いが利用される
24 自分が大切にされないことに、慣れてはいけない
25 ズルい人間には、嫌われていたほうがいい
26 親の愛がなくても、強く生きることができる
さいごに

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