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プライベート旅行記118 : 釧路 (スパカツ)

1. ソウルフード

 釧路のソウルフードのスパカツ(タイトル写真)が考案されたのは、1960(昭和35)年頃だそう。最後まで温かく食べてもらおうと鉄皿で出したスパゲティが話題となり、さらに当時御馳走だったトンカツをミートソースに乗せる発想から生まれた。ちなみにその頃のメニュー名は「ミートソースポークカツレツ」だったが、店員が厨房に向かって「スパカツひとつ!」と言っているうちに、お客さんにも「スパカツ」の名が浸透したそうである。

2. レストラン泉屋

 スパカツ発祥の地、釧路のレストラン泉屋の本店を訪ねた。釧路駅から徒歩圏内、幣舞橋のすぐ近くで中心部に店を構えていた。老舗の洋食屋さんらしく、メニューは抱負で沢山の食品サンプルが並んでいた。

3. B級グルメ

 見栄えは良く、ボリュームも満点であったが、スパゲッティの味は昭和を感じた。バカ舌で何を食べても上手いはずだが、知らず知らずのうちにパスタの違いが分かる舌が肥えたのか、自分で驚いた。思い出したのは、大阪の道頓堀に以前あった洋食レストラン“くいだおれ”で、昔は珍しい洋食ってだけで評価が高かったのであろか。完食したが、期待していただけに、ちょっと期待だおれのB級グルメ感が、強く後味に残った。

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