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ロンドン駐在記054 : 誕生日 (祝い)

1. 21歳

 いつも愛想の悪い同僚から、水曜日の昼休みに誕生祝いの飲み会のお誘いを受けた。これも大事なチームビルディングであり、参加した。お誘いの中で、“21歳の誕生日を祝ってくれ”とのくだりがあった。50歳前後であろうエンジニアのジョークだそうだが、如何して21歳なのか尋ねてみた。UKでの大人の年齢は21歳だそうであり、選挙権も21歳からだそうである。よって、多くの人が21歳以降は歳を増やさないそうである。

2. 水曜日

 こちらでは木曜日の昼休みに、良くPubに行った。送別会等で参加すると、木曜日のPubは満員になっている。さすがに水曜日の客は多くは無かったが、誕生祝いとは別のグループがおり、その中には知っている顔がちらほらいた。まさか水曜日の昼にまで飲みに来ているとは思ってなかったが、恐るべき光景であった。

3. 切り上げ方

 いつもの事ながら、最後までお付き合いし、最後の3人の1人となった。これはあえてそうしているのではなく、途中の切り上げ方が分からない事に起因する。1パイン飲み干し、仕事に戻ろうとすると、もう一杯どうかと言われ、「No, Thank you. 」と繰り返しているにもかかわらず、注文されてしまう。しょうがなく2パイン目も飲み干し、今度こそ絶対帰ると思いきや、すでになみなみと注がれた3パイン目が準備されて笑顔の主賓が持って来た。断り方を知らないだけなのだが、無類の酒好きと思われているようである…。旨く酒を断り退席する英会話例文は見た事ないが、これぞ実用英語であるが、良いフレーズはマスターできなかった。

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