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ビジネス出張記085 : 韓国 (ドリンク)

1. 副社長室

 出張先の副社長室で打合せをしたが、飲み物を勧められた。何でもよいと答えると、出てきたのは定番のコヒーやお茶でなく、栄養ドリンク(タイトル写真)が出てきた。表示はハングルで読めなかったが、名前を聞くと「爆発、爆発。」と言っていた。どうやら韓国では有名な栄養ドリンクらしく、写真に撮って後で調べてみる事とした。

2. バッカスF

 正しい名前はバッカスFで、韓国で最も有名な栄養ドリンクだった。各種ビタミンにローヤルゼリーを加え、りんごジュースの風味でどなたにも飲みやすい清涼飲料水で、ちょっと疲れを感じた時の栄養補給や、気分をリフレッシュしたい時のさわやかな飲み物として販売されている。東亜製薬(株)が製造し、1963年にバッカスD、1991年バッカスFを発売し、医薬品の国内生産において不動の第1位を占め、2001年には初の2000億ウォン台の生産を記録しているらしい。

3. リポビタンD

 味は日本で言うと、リポビタンDと同じであり、こちらも調べていた。辛うじて1年先行か、1年後に類似品が韓国に渡ったのかは不明だがしている、日本では大正製薬が1962年に医薬品として販売開始していた。先行商品「タウローゼC」、またこれとは別の「リポビタンⅭ」に続くものという記号的意味でDを付したとあった。2003年度末には販売開始からの累計出荷本数が200億本を突破し、日本の栄養ドリンク市場において約5割のシェアを占める日本の栄養ドリンク業界を代表する商品である。現在ではシンガポール・タイ・中国・インドネシア・アメリカ合衆国・イギリス・アラブ首長国連邦など15ヶ国以上の国で販売されているそうであるが、お隣の国の牙城はアルファベット一文字分高いのか、未だに崩せてないようである。

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