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コミュラボ🌸コミュニティデザインの時代を読む

コミュマネという仕事についてしばらく経ちました。
コミュニティやソーシャルデザインに仕事でもプライベートでも関心が強くなり、改めてコミュニティって何なんだろうと思って読んだ本📖

タイトルの通り、「まちづくり」のコミュニティについて書かれてます。

お客様をつくらない

「専門家」と「住民」の関係で物事を進めると、住民は自分ごと化せず、専門家に責任をまるっと投げてしまう。何かあると専門家のせいにして、自分たちで変えていこうというマインドにはならない。

これは他のコミュニティ関連やらまちづくりの本にも書かれていることと共通しているように思う。

IとYOUではなく、WEで考え進めていく。

関係性を線で区切るのではなく、面でつくる。いや、立体で作ると言ってもいいのかもしれない。

「一緒にやりましょうよ」というのは面倒も多いし、気を遣うこともあるし、スピードは遅くなるし、話も変わる。
けど、そうやって一緒に作り上げたものは続いていくし、唯一のものになるのではと思えてならない。

深いことは人に聞く

コミュニティデザイナーのパイオニアたる山崎さんは、地域に入る際あえて地域のことを調べ尽くさないそう。
地域のことは地域の人が1番知っているし、地域の人から色々教えてもらっても「それ知ってます」と話すと、地域の人にとっては「何聞きに来たんだ」と変な印象になっちゃう。もちろんある程度は調べるが調べ尽くさない。これがポイント。

「こんなことも知らんのか?」「はい!教えてください!」とコミュニケーションを取る方が、話も弾むし本やネットでは出てこないことも知れる。し、関係性も強くなる。

その代わり?、地域をつくるためのワークショップや計画などの事例知識はものすごく勉強されるそう。

コミュニティは人ありき、人によって話すことやることを臨機応変に変える必要があるから。

コミュニティを作る上で、おそらく大切なのは地域の人と友達になること。
であれば、知識より相手への興味がきっと大切なんだろう。

話はズレるけど
かつて私がテクノロジー系スタートアップの支援を始めたころ、何もかもわからなかった私にとある方が教えてくれたことがある。
「技術や研究のことは、その先生以上に知っている人はいない。知らなくても良い。ただ他の事例や業界構造、動向だけは押さえておきなさい」
知ったつもりでは、相手のことを深く知れないのかも知れない。気付けないのかもしれない。

思えば、企画もそうだった


思えば私の企画のネタもネット検索や本から生まれたことってなかったわ。誰かがこぼした一言から生んでいたような。あえて調べずに色々話すってのは、得るものも多いんだろう。

私の携わるコミュニティはまちづくりではないんだけど、考え方や土台となるもの、めちゃくちゃ勉強になりました。

いつか地域活動にも取り組みたい私にはバイブルになりそう。

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