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「広報視点のマーケティングと思考」セミナーを振り返って

皆さん、こんにちは!
またしても久しぶりのnoteになってしまいました。有言不実行、反省をしております。さて、今日は先日開催した『広報視点のマーケティングと思考』のセミナーを振り返って備忘録的に綴っておきたいと思います。

まず、今回は令和PRさんと「何かやりたいね」から始まった企画でして、私たちが近頃課題に感じているマーケティングPRをテーマに、ファンであるトライバルメディアハウス池田紀行さんにゲスト講演いただけないかというところから始まりました。かなり無謀な企画と思いましたが、大変快くお引き受けくださったことで、この企画が実現に至りました。まずは池田さん、そしてトライバルメディアハウス様に心からお礼申し上げます。

会場参加の皆さまと記念撮影

池田さんの著書やnoteはかなり前から拝見しており、純粋に尊敬し、またファンとして大切に読んでいました。なんといっても最大の理由は「わかりやすさ」にあります。大事な知識やポイントも、伝わらなければ何の意味もなさず、理解してつかってこそ、情報には意味が宿ると思っています。その点でいうと本当に素晴らしく、私のバイブルの一つとなっていました。

ここ数年、純粋なパブリックリレーションズにとどまらず、より売上に繋がるようなマーケティングPRを求められる機会が増えてきました。それは、広報という定義が刷新され、より、経営視点が必要になった時代の変化もあると思います。加えて、リレーションズという広報活動だけではとても限定的な活動で、マーケティングも含めた包括的な視点から考えてこそ、事業にとって必要な広報活動になる、というニーズの変化?いや本当はずっとそこが求められていたけど、広報はマーケじゃないと言い張ってきた事、そろそろ見直さなきゃという私自身の問題でもあるのかも知れません。

いずれにしても、マーケティングちゃんと勉強したいという熱量が高まったことは事実です。

今回は池田さんのお話を冒頭から30分程度。そのあと、私と小澤さんからの投げかけに対するトークセッション形式が20分ちょっと。そして、最後は皆さんからの質疑応答という流れで行いました。大変ありがたいことに、会場40名満席+オンライン50名の計90名様にお申込みいただくというとっても嬉しい反響をいただきこれまた感謝申し上げます。

会場に足を運んで参加いただいた皆様
熱量高くお話しするトライバルメディア代表の池田さん

詳しいレポートは令和PRさんがまとめてくださったこちらの記事が大変参考になりますので、ぜひお読みください。

私が個人的に印象に残っていることがいくつかあるのでご紹介します。まず、「マーケター視点を持つために、広報の人がやった方がいいこととは?」と尋ねたところ、

一つ、年間100冊の読書で、マーケを理解する努力をする
一つ、日頃の生活で、自身の購買体験を紐解きマーケを肌身に感じる

池田さんによる、マーケ視点を身につけるポイント2つ

とてもシンプルですが、納得です。ということで、今年は100冊チャレンジしようと心に誓いました。また、2つ目の日頃から自分や身の回りの行動でマーケティングを感じる、ということですが、これはまさに、私が広報でも同じように意識していることでした。なので、やはりそれって大事なのね!と嬉しい気持ちになりました。知識として「マーケはこうです!」って持っているのと、それが「消費者の実生活の中でどう起こっているか理解できている」って全くレベルが違うと思うのです。それには日頃の思考の繰り返しで得られる実体験が大切ということですね。

今回、広報✖️マーケティングというテーマで学びましたが、両方の知見をもって活躍できる広報さん、マーケターさんは、まだまだ少ないとおっしゃっていました。第一線をひた走る池田さんがそう感じられているので、事実なのでしょう。つまり、今からしっかり学んで身につけるのは、キャリアの面で言ってもチャンスだということです。狭義・広義の広報をきちんと理解し、メディアアプローチなど部分的な業務だけでなく、網羅的かつ立体的(経営者視点で考え、マーケティングを含めた大きな絵が描けること)な仕事ができることが必要とされる条件になっていくだろうな〜と改めて実感しました。

気持ちを新たに、今日からまたがんばります!

主催者とゲストで記念撮影!


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