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地方の広報は、地方でしか活躍できないのか?

Yes or No?

今日はこんなテーマで書いてみたいと思います。「広報は対面でないと難しいので、活躍の場を広げようにもインターン的に東京の企業で副業をしたり、東京の企業から仕事を請け負うことが難しいと思う。」というようなお話は色々な場でちょこちょこ耳にすることがあります。

しかし私個人としてはこの意見には『もったいない』…と思ってしまいます。確かに対面の方が話が深まる場面はあるし、人間関係も作りやすい側面はあります。「地方はまだまだアナログなので…」そんなご意見も、私自身、地方移住も経験してきたのでそう感じたことがあります。しかしそれはコロナ前なら理解できますが、コロナで全世界がオフラインを遮断され、短期的かつ強制的にオンラインを余儀なくされました。それを経験した今、私たちはオフライン以外にあらゆる選択肢を見出し、コミュニケーション方法や働き方も多様になったと思っています。

実際、東京の企業との仕事もミーティングはほぼオンラインですし、私自身、岡山や大阪、宮崎、岩手、福岡などあらゆる地域とオンラインのみで仕事を受託して進めること、進めたことがあります。ですが、支障はほぼありません。もちろんどんな役割を担うかという問題もありますが、方法はいくらでもあるかな?というのが私の見解です。

アイデア次第、あなた次第

例えばイベントの時だけは現地へ出向くとか、オンラインで支障ない業務を中心に受けてみるとか、メディアさんへも電話やメールだけでもある程度はやり取りが可能です。方法は考えたり交渉した分だけたくさんあるのではないでしようか?

物事の捉え方として、もしも自立してお仕事をしていきたいと思うならば、できるかできないか?というトレードオフではなく、『できる方法を探す』というスタンスの方がいいなと私は考えています。特にひとり広報だと、色々と自分でこなさなければならないことが多くチームで仕事するよりも、何百倍も知恵を絞って工夫しなければ追いつかないと思うんです。だから、できないという解は私には無くて、『どうやったらできるかな?』と考えていきます。

それは、人の手を借りることかもしれないし、納期を伸ばして時間を作ることかもしれないし、自分の生産性を上げることかもしれないし、オンラインで乗り切ることかもしれない。日頃から工夫の引き出しをたくさん持っておいて、断るのではなく『交渉する』スタンスで向き合ってみるときっと可能性は大きく広がっていくことと私は信じています。

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