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【ゼロから広報】広報における目標の立て方・補足編

こんばんは。今日は一粒万倍日+天釈日でとっても良い日でしたね。私は改めて神社にお参りに行ったり、周りへの感謝を心の中で唱えたりしました。

さて、先日投稿した記事に「広報における目標の立て方」がありますが、お陰様でTwitterでご紹介いただいたこともあり、多くの方にご覧いただけました。本当に嬉しいです。

ただこの記事の中では、目標の1番上に置くべき「ゴール」の決め方について詳細まで書けていなかったのでその点を追記したいと思います。ぜひ前回記事と合わせてご覧ください。今日もとある広報案件の相談で、某人気店の社長さんと色々話しましたが、改めてこの手順大事やな、と感じた次第です。

課題を洗い出して決断しよう

ゴールというのは、走ったり登ったり、そこ目指して「到達」するものなので、今なぜそこに辿りついていないのかをまずはしっかり把握する必要があると思っています。闇雲に理想だけを掲げるのではなく、まずはブレストレベルでも理想に対して出来ていないことを洗い出す作業を大切にしています。

▼例えば
✅集客が弱い
✅売上が目標に満たない
✅会社や店の認知が低い
✅SNSが活用できておらず、日々の情報発信が出来ていない
✅理想のターゲット層が取り込めていない
✅商品の汎用性が伝わっていなくて、長期利用に繋がらない
                   などなどなど。。。

それが出来たら、洗い出した課題の中から、今年1年間かけて取り組むものとして適したものを選ぶ・組み立てるという作業に移ります。これは決めの問題なので、何が正しい・正しくないということではないと思います。チームとしてor会社として数ある課題を見渡し「1年後はこうなっていよう」と決断することが大切。そして、決断したことは1年間しっかり念頭に置いて活動をすることがさらに重要です。(年始に決めた「ゴール」を年末にはすっかり忘れていた。。なんてことでは、そのゴールは存在しないのと同じです)

ゴールは掘って掘って明確にしよう

しっかり決断が出来たら、次はしっかり掘る作業に移ります。例えば、上記の中から以下の目標を定めたと仮定しましょう。

✅会社や店の認知が低い → 会社・ブランドの認知を高める

しかしこれだけでは、最適な広報手段の選定やリリースのテーマ設定など、広報活動を明確にするのはちょっと難しいですよね。そこで、掘る作業の出番です。例えば、私たちは誰に認知してもらいたいのかを整理する。

現時点で認知のある層はどこで、認知のない層はどこなのか?認知がない層は本当に狙うべきターゲットなのか。そうした分析から、例えば「都会のワーキングマザー」からの認知アップが必要なことが明確になった!など、よりゴールまでの道筋が明らかになるはずです。

ここまでくれば、都会のワーキングマザーがよく見る媒体に露出の狙いを定めるなど、前回の記事で書いた「露出目標」「行動目標」が立てられると思います。

至極当たり前のことなのですが、実際にこのプロセスを踏んで成果につなげるのはなかなか難しいのだと思います。そう思う理由は、数々の企業さんから、「認知をあげたい・集客を増やしたい。でもどうしたら良いか分からない」とご相談いただくことが非常に多いからです。

さて、ご一緒にゴール設計から広報活動の推進まで、2021年を有意義に活用して年末にはしっかり成果を出しましょう!


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