フランス🇫🇷 ABBAYE DE LA BUSSIERE (La Bussière-sur-Ouche, France)

2024年9月14日 23:50

ジュネーブからフランス西部までフランス横断ドライブ旅行、最初に宿泊したのはブルゴーニュ地方にあるAbbaye de la Bussiereでした

Relais & Chateaux系列のホテルなので、そこにしかない個性のあるホテル、きっとお食事も美味しいだろうと予約したのですが、残念ながら、ブルゴーニュ地方、多くのレストラン🍽️が月・火曜日が定休で、ホテルのメインダイニングであるファインダイニングのお店には行けず…な旅程😢

Relais & Chateauxのホテルには色々宿泊していますが、それなりの質は保証されてはいるものの「当たり外れが結構ある」のが現実だったりします😅　

古いお城の建物を使っているホテルも多いので、建物がすごくカビ臭かったり、家具や室内の調度品がアンティークで美しい、というよりはただ古びているだけだったり…

こちらの宿も最高級ホテルと比較すると、お部屋の調度品やバスルームの質などイマイチだと思います… が、ドライブ途中に立ち寄るのであれば充分でした
（とはいえ、ファインダイニングのレストランで食事をしていたら印象がガラッと変わったかもしれません）

レセプション＆Welcomeドリンク

そういえば久しぶりに地方のRelais & Chateaux滞在、そうそう、こういう入り口とかワクワクするよねぇ、と広大な敷地を案内通りに走っていくと

名前の通り、こちらはabbaye（修道院）だった建物なのです。だからステンドグラスもあるし教会風、そして小さな木の扉から中に入ってビックリ‼️

美しい！！子ども達も「うわぁー！綺麗〜💕」と大喜び

ひとつひとつのサロンがとても美しくて、「お好きなサロンを選んでくださいね、飲み物を持って来ますから」と言われ、決められないのでとりあえずそう提案されたお部屋で飲み物を頂くことにした我々（選択肢が多過ぎるとかえって決められないジレンマ😅　

建物の保存状態が良く、素晴らしい！この修道院の建物を見るためだけにでも来る価値はあるような気がします

敷地内はとても広く、ワンコ連れのお客さんも何組もいらして… 我が家も愛犬を連れてくれば良かったねぇ…と（とはいえ長旅で道中犬が入れない観光名所にも寄る予定だったのと、義両親の家に猫がいることから今回の同行は断念😭）

その頃の愛犬…💕　預け先の方達に可愛がってもらい、
森のお散歩でヒャッハー！してました
ヨカッタヨカッタ…

客室 Duplex Suite

私達がチェックインしたのは、2ベッドルームのコテージ(ホテルのカテゴリーではDuplex Suite）、メインの修道院のビルではなく敷地内の小さな建物の内のひとつです。コテージに宿泊するお客さんはコテージの隣に駐車出来ました

1階にはソファとテレビのあるサロン、ちょっと天井の低いところを入ったシアタールーム（？）、シングルベッド２台の寝室とトイレがあり、2階は主寝室とバスルーム

お部屋は綺麗に手入れされているものの、古い建物独特のカビ臭さがありました

バスルームは清潔感はありますが、ラグジュアリーな感じは一切なく… シンクが2つだったり、お手洗いが2つあるのは４人家族で滞在するのにありがたいですが、シャワーはシャワーカーテンもないのでどんなに頑張って端っこで囲いのある方にシャワーをしても、どうしても床まで水浸しに😅　

しかもバスルームに面した窓、レースのカーテンしかなくて、夜、明かりをつけてシャワーをしたら外を歩く人から中が丸見えなのでは…と思うと正直あまり落ち着いて使えないシャワールームでした（我が家のシャワーを覗いても何ら面白いものはありませんけど！でも世の中にはどんなシュミの方がいるか分かりませんし！🥹

ちなみに、アメニティも最近の定番になりつつある最低限だけが部屋にあるスタイルで（聞けば他にも提供されたのかもしれないですが）、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、石鹸、タオルのみ部屋にありました

Relais & ChateauxはDiptyqueを用意しているホテルが多い印象で、こちらもそうでした。Diptyqueのサイトを覗きましたが、ミニサイズのボトル等はホテル用なのでしょうか、サイトでの取り扱いはありませんでした。ユニセックスな香りなので、我が家のボーイズも使いやすいようです

敷地内の様子

夕飯まで時間があるので、家族で敷地内（８ヘクタールあるそうです）を散策してみることに

Tic & Toc ポニーちゃん達が放牧されている場所は私たちのコテージのすぐ隣！
（ポニー達の後ろに見える建物がそれです）
コテージ側から呼びかけるとのそのそと柵の所まで挨拶に来てくれる優しいポニーで娘は大喜び！

とにかく広い敷地なので、お散歩のしがいがあります。そして美しい。
古い教会もありましたが（中には入らず）

食事（初日のディナー＆朝食）

ディナー🍽️はファインダイニングは定休日でしたが、ビストロは開いていたのでそちらで

こちらのお食事は… 可もなく不可もなく、そして出て来たワインがブショネだったのかすごく変な味だったそうで、夫と共に、レストランは期待したほどではなかったねーと😅　サービス等は悪くないので、お食事がイマイチなのは残念

朝食は前の日のディナーをいただいたビストロが会場
テラスの席には可愛い猫ちゃんが🐈‍⬛💕

朝食はテーブルに着くと温かい飲み物のオーダーを取ってくれ、あとは建物内のビュッフェコーナーから自由に選べました
温かい卵料理はメニューからオーダーも可能です

ビュッフェは定番のパン（バゲット🥖、クロワッサン、パンオショコラ、クレープやパンケーキ）に加え、フルーツ、シリアル、各種ジャム、ジュース、チーズ、ハム＆スモークサーモン、ヨーグルト等々の用意がありました

我が家はこちらを拠点に、DijonとBeauneの街を見学に出掛けました

Dijonでマスタードの名店Mailleの本店や、街の教会を見学したり、ミシュランの星付きレストランでランチを頂いた後、午後はBeauneの街へ

Hospices de Beauneは入場料に日本語の音声ガイドも込みで大変見応えのある場所ですので、Beauneにお出かけの際は是非訪れて頂きたいスポットです

中の展示もとても見応えがあり、音声ガイドの完成度も高く、英仏語であれば子ども向けオーディオガイドもあったので、家族全員で楽しめました

ちなみに、こちらの宿の一番の思い出は、出発の日の朝にラファエルさんというポニーのお世話係にTic & Tacのお手入れのお手伝いをさせて頂けたこと！

いつもは早朝から敷地内を自由に散策するため放牧される子達なのですが、その日は週に一度、ブラッシングや蹄の手入れをする日だったそうで、朝食からコテージに戻ると、TicちゃんTacちゃんがまだ柵の中にいました
娘がポニー達に話しかけていたら、ラファエルさんが「ブラッシング、してみる？」と声をかけてくださり、私たち母娘も馬小屋の方へ招き入れて頂き

ブラッシング等々、英語も堪能なラファエルさんがポニー達のこと、こちらのホテルのこと、ポニーのお手入れ法など色々教えてくださって、娘に聞いたところ「このホテルで一番楽しかったのは朝、ポニーのお世話をしたこと」とのこと

お部屋やバスルームなどは特に「再訪したい！」と思えるスタンダードではなかったものの、美しい建物やゆったりと過ごせる敷地、優しいスタッフさんのおかげで、「またポニーにも会いたいし、ファインダイニングのレストランで食事もしていないし、また来なくちゃ！」と思える滞在になりました

次は月火を外して再訪しようと思います！

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