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朝ごはんは温かく、消化に良いお粥を

◯自分の体質に合った食材や食生活について教えてください

というのは、私が普段受けているカウンセリングのご相談内容として最も多いものです。

みんな溢れる健康情報の波の中で自分で選んでみてはちょっと失敗したりして、何をもって正しいと言えるのかわからなくなってるのかなと思います。

そこで、アーユルヴェーダにおいては体質や季節ごとに、おすすめの食材・飲み物・食べ方・時間帯などなどいろいろわかりやすい選択肢があるのでそれを整理してお伝えするのですが、

どんな体質の方でも合ってるのが、食事の量などを決める際に、

朝は軽く、温かいもの・昼をピークに・夜は軽めに

とすることです。

ただ、日本の、特に都会暮らしの方は

・ランチの選択肢が少なく、時間も短い

・家族全員が揃うのが夜だけのことが多いので夜しっかり食べる傾向にある

といったこともあって、上記のとおりできない場合が多いようです。

そんな時はひとまず「朝は軽く、温かいもの」から始めるのがおすすめ。

朝ごはんは軽く、温かいものを食べよう

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お粥というと白米を多めの水で炊いたものを連想する方が多いと思いますが、

・魚介の出汁で炊く韓国粥

・生米に油をまとわせてから炊く中華粥

などアジア圏にもお粥は多く、アーユルヴェーダの料理にもお粥はたくさん登場します。

起き抜けの体は、まだ体温が低く、内臓も動き出したばかりです。

カサカサしたパンを一枚、

刺激の強いコーヒーをブラックで一杯、

腸内環境を整えるとはいえ冷蔵庫から出したての冷たいヨーグルトを一皿、

といった朝食だと体がびっくりしてしまい、これから活動をしようとする内臓の働きを活発にすることができません。

そんな中、

・温かい

・消化に良い

など利点があるお粥は、朝の体にぴったりです。

・朝のお通じがなかなかでない

・体が冷えている

・夜ご飯が遅く、消化に重いものを食べがち

・午前中のやる気スイッチがなかなか入らない

・胃腸がよわい

といった方はぜひ、朝のお粥生活にトライしてみてください。

白米をシンプルに炊いたお粥に塩昆布や梅、卵や海苔などお供を揃えて食べてももちろん良いですが、せっかくなのでアーユルヴェーダっぽいお粥のレシピをひとつご紹介します。

【レシピ】青菜とレンズ豆入り・ココナッツ風味のお粥

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