ワクワクしない東京モーターショーなんて。
いやホント、東京モーターショーって、様変わりしましたよね。
誤解を恐れずに言えば、あれは、モーターショーというより、
東京コミュニティーショー
とか、
東京スマートシティーショー
と言った方が良いような…。
つまり、メーカーイチオシのコンセプトカーが、外形的なデザインよりも、人の生活とか、都市の環境とか、そういうことに寄りすぎのような。
果たしてクルマ好きが、乗せられるためのクルマを観に行くかなぁ?
何がいけないの?って、
そりゃ、カッコいいコンセプトカーが減りましたよ!
じゃ、どんなのがカッコいいのかって、昔は、こんなのとか、↓
(95年、ホンダSSM。後のS2000。)
こんなのとか、↓
(91年、アウディ・アヴス・クワトロ)
こんなのとか、↓
(89年、フェラーリ・ミトス)
最近でも、こんなのが、↓
(15年、マツダ・RXヴィジョン)
全部、東京モーターショーでデビューしてたんですぜ、旦那!
もう、ここいらは、スペックだとか、"何かと繋がれます"とか、そんな説明なんざ不要でしょ! 問答無用のカッコ良さ。見るだけでうっとり。ずっと眺めていたい。列の真ん前で見たい!
こんなのが出展されるなら、今でもホイホイ見に行きます。凄く、テンション上げてくれる。
でも悲しいかな、ボクは最近、専ら、こっちですね。↓
オートモビル・カウンシル。こっちの方が、出展されてるクルマが美しくて、ワクワクする。旧いクルマですけど。しかも、多くのクルマが、なんと買える。
例えば…
(日産・ミッドフォーII '87 こりゃ買えませんが。)
(ポルシェ904 '64)
(アストンマーチンDBS '69)
(ボルボP1800ES '73)
(マセラティ・インディ '69)
(トヨタ2000GT レコードブレーカー '66。以上、2年前のオートモビル・カウンシルより)
などなど……いやはや、旧いクルマに、デザインで負けないでほしいなあ。
チコちゃんは今こそ、全ての自動車メーカーにモーターショーの意義を問う!
クルマ好きは、
手足のように操れるクルマをこそ、この目で確かめに行きたくなるのでは?
ハッと息を飲むようなスタイリングをこそ、目に焼き付けに行くのでは!?
自動車メーカーは、クルマ好きから、モーターショーを奪おうとしている!
(グレタちゃんのような怒り顔で言ってます💢)
それでは、またー。
サポートいただけるなら、グンとやる気出します。