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DIYでクルマの雰囲気を変える! 〜ハースト・ピストルグリップ・シフトノブ。

DIYって言葉、今でも使います? 死語かな?
ともあれ、今回はクルマのインテリアの雰囲気を簡単!かつ劇的に変えるプチカスタムのご紹介。

まずこちら、ご覧ください。

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これが、我が家の愛車の現在の室内。
ちなみにマツダのデミオ15MBという、知る人ぞ知るマイナーグレード車。まあまあ速いです。

シートカバーやオプションのハンドルで、黒に少し赤の差し色を入れて、これはこれでイイ感じではあります。

しかし!

所さんの番組などで出てくる、マニュアルのアメ車のシフトレバーについてる、

ピストル・グリップ!

最近、あれがすげぇカッコいいな、と思いまして。例えばこんなやつとか、↓

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ほとんどマッドマックスのような、こんなのとかね、↓

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どーですか。

こんなのが車内についてたら、

メカ好きには、たまりません。

赤いボタン押したら…

何が発射されるのか!

あるいは…

ニトロがエンジンにぶち込まれて、空を飛ぶのでは!?

って感じで、ね。

でね、探しました。
ピストル・グリップ。

本場アメリカ🇺🇸のハースト(HURST)ってチューナーのが本家本元のようですな。だって、広報車がこんな感じですから。↓

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ね、伝統を感じる(笑)。トランクにシフトレバーおっ立てて、なんか老舗感あるよねー。

でもね、ここのは基本、やはりアメ車、例えばダッジ・チャレンジャーとか、ダッジ・チャージャー専用のパーツが多い。こんなクルマです↓。

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ザッツ・アメ車。

でね、マニュアル車のシフトノブは大概、ネジをユルめて外して、交換品を締め込むだけでポン付けできるんですが、

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いかんせんアメ車のシフトノブと、国産車のとでは、ネジのピッチとかシャフトの太さが違うんですな。

そこで、そういう違いがあっても、アダプターで調整できそうな、こいつを購入。↓

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ムーンアイズさんが輸入されてますね。マツダのネジのピッチであるM10×1.25mmのアダプターも付属してる。トヨタや日産、ホンダも大丈夫そうですね。

ただですね、本来、ウチのコクピットには、黒のシフトノブが似合うと思ったんですが、

黒がない!

買ってから黒色にアルマイト加工してもらおうかな、とも思いましたが、加工屋さんに聞いてみると、HURSTの文字をシルバーのまま残すとか、そういう融通が利かないそうなんです。ま、色とかそういうことは買ってからなんとかなるだろ、ということで、

購入!

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届いた。嬉しー!質感もよし。アルミのビレット(削り出し)ってやつですな。ずっしりとした重量感。

仮付けしてみると…

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うん、形はカッコよし。しかし、やはりちょっと白すぎる…浮いてる感じ。

そこで!

HURSTの文字の周りの凹みだけでも、黒くしよう! と思い立ちました。
プラモでいう、墨入れのような感じでね。ちなみに塗料も、プラモ用のタミヤのエナメルカラー「セミグロス・ブラック(半つや黒)」で。シフトノブは手で握る部品ですから、塗装すると擦れてハゲてくるのが怖いですが、ココは凹んでるところですから、多分ハゲません。
早速、塗り塗り。

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今回は古典的に、筆塗りで。はみ出して、文字まで黒くしちゃっても、後でタミヤのシンナーで拭えば取れますから。でも慎重に。

うー、手が震えるー

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↑そしてだんだん、黒が入っていきます。

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ちょっとはみ出たけど、ご愛嬌。あとでリカバーできますから。これで乾かしちゃいます。
でも反対側は集中力が切れて…↓

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↑ハミダシまくり!!

「S」なんか潰れかけてますが、でも気にしない!
↓そして乾かした後、綿棒にシンナーを染み込ませてハミダシを拭き取ると…

ほーら。

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ね。結構いい感じ。

それでは早速、取り付けー!
取り付け時のコツがあるんですが、マニアックなので「編集後記」にて。
ここでは早速、完成写真とまいりましょう。

ドーン💥

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カッコいいー!

ほかのアングルも。ドーン💥

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握り心地もよし。直立じゃなくて少し前に傾いた感が、アメ車の雰囲気出してるんですよね。

アルミの塊だから、冬だとちょっと冷たくなりそうだけど。

あと、動作感としては、ちょっとロングストローク化された感じはありますね。

ただ、いつでも元のに取り替えられるようにしたから、

コレでいーのだ。

アマゾンでは全く同じ商品の取り扱いはなかったけど、こんなんもあるので貼っておきます。これは、取り付けるとTの字形になるやつですね。↓

全く同じピストルグリップタイプは、ムーンアイズさんのホームページで買えます。
それでは、またー!

編集後記。

さてここからは、取り付けのコツをば。全く同じ商品を取り付ける人は少ないと思いますが、アメ車のシフトノブ装着全般に役立つかもしれないと思い、記録しておきます。
まず、この商品、

説明書が入ってない!

で、

ネジ類が山ほど付いてきます。それと、チューブに入った意味不明の緑色の液体。↓

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外箱には、"説明は内側に"とありますが↓、

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↓内側にはこれしか書いてねー!

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ま、ウチのクルマには青色のアダプターを使えばいいのね、ということだけは分かる。

でもね、見てください。↓

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シフトレバーの底にネジが切ってあって、ここに青のアダプターをかましてからクルマのシャフトにネジ込む訳ですけど、

ネジがメチャクチャ奥まで切ってある。

アダプターを一番奥まで入れてしまうと、今度は高さが合わなくなってシャフトにネジ込めなくなる。

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そして、あの謎のミドリの液体。
あれはおそらく、接着剤。ネジロックみたいなもんですね。
でもね、接着って言っても、この青のアダプター、

どのくらい奥までネジ込んで固定したらいいかが、わからんやん!

しかも固定したあとシャフトにネジ込んだら、握りの部分が前後ろ逆の位置になるとかって、よくある話やん。しかもそうなったらもう、

やり直し効かへんやん。

てことで接着剤は使わず、不要のアダプターを先にネジ込んで、

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この後にブルーのアダプターをネジ込み、この内部に仕込んだ2つのアダプターの位置関係で高さを決めることにしました。
最後はシャフトの根っこにネジ込むナットとシフトノブとを締めつけて、完成!

となります。

それでは、またー!

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でぃーぷ ☆ パーポー
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