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イギリス人とアメリカ人の違いが、まんま、表れている。

BS11、土曜21時〜
①「名車再生! クラシックカーディーラーズ」
と、

同じく日曜21時〜
②「ファスト&ラウド」。

①はイギリス人のマイクとエドが、
②はアメリカ人のリチャードとアーロンが、

いずれも古いクルマを仕入れてきて、再生させたり、チューンしたりする番組なんですが、

イギリス人(ヨーロッパ人と言っても良いのか)とアメリカ人の、旧いクルマに対する考え方の差が如実に表れていて面白いです。

最も顕著な差は、
オリジナルにこだわるか否か。

①は、発売当初のオリジナル状態に戻すことに相当、こだわってます

例えばボロいクルマを仕入れて修理する際、オリジナルのパーツが欠品したり壊れていたりする。その場合、そのクルマの専門店やオーナーズクラブ、クルマイベントのフリマなどに出かけていってオリジナルの中古パーツを探しまくります。あるいは、壊れたパーツを修理します。つまり、別の車のこの新品パーツが代用できます、なんてことはあまりやらない。
チューンする際も、目立たぬように、でも「実はやってます」「乗れば違いがわかります」的にやる。
血液型で言えばA型志向ですね(笑)。

これ多分、イギリスではそうしないと高く売れないんでしょうね。

一方②は、オリジナルなんか全く気にしてない笑。いかに唯一無二の「俺だけのカスタム」を作るか。
旧いフォードのトラックのフレームをぶった切り、コルベットの400馬力のV8を積んだり、最新の全く別のクルマの足回りを移植したり、「プシューっ」て車高調整できるようにしたり。

血液型で言えばO型

この違いはたぶん、文化の違いを色濃く反映していて、もちろんどっちが良い悪いってもんではないと思いますが、ワタシが修理を頼むなら、絶対、エドだなあ。


それでは、またー。


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