![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68015784/rectangle_large_type_2_b73574a7f4c1ed68dd6763153e638794.png?width=800)
「遊びの道具」から「学びの道具」へ
PISA調査(2016)のICT活用調査の中に、学校外での平日のデジタル機器の使用状況という項目がある。
以下の項目については、日本は大きく平均を下回っている。
〇PCを使って宿題をする。 〇学校の勉強のためにインターネット上のサイトを見る。 〇関連資料を見つけるために授業の後にインターネットを閲覧する。 〇学校のウェブサイトから資料をダウンロードしたり、アップロードしたり、ブラウザを使ったりする。 〇校内のウェブサイトを見て、学校からのお知らせを確認する。 〇Eメールを使う。
一方、日本が平均を上回っているのは、以下の項目である。
〇 ネットでチャットをする。 〇一人用ゲームで遊ぶ。 〇多人数オンラインゲームで遊ぶ。
この結果より、PCやスマホを学習ではなく、ゲームやSNS等に使っていることがうかがわれる。 PCを「遊びの道具」から「学びの道具」にしなけれならない。
そもそも、ICTは社会における問題解決の道具であり、そのモデルが学校に入ってきたはずである。PCを「遊びの道具」だけにとどまらせていては、公教育で1人1台の端末を子どもに与える意味や、費用対効果がなくなってしまうと考える。
PCを自分の分身の1つとして、自分の脳の延長としてとらえ、「学びの道具」にする指導をしていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?