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INFJがINFJについてまじめに考察してみる


ダッシュボードを何気なく見ていたら、

なんと、INFJについての記事のビュー数が2カ月たらずで1000を超えていました。

ムダに漫画風

適当気ままに書いた記事がこんなことになるとは…。

というか、今更だけどINFJっていったいどんな人たちなの?

ということで、今回は自分の勉強がてらINFJについてまじめに考察していきたいと思います。

(※個人的な考察ネタとして見て頂けたら幸いです。)



INFJについての動画を見ていく中で、おもしろかった動画に出会いました。

このFrank Jamesさん(INFJの方)の動画は見たことはあったものの、

英語圏のノリがよくわからないのと英語が難しかったので、いまいちピンとこなかったのですが

こちらの動画はわりと共感できることが多く、英語も他の動画に比べれば聞き取りやすくて楽しめました。

タイトルはズバリ、“INFJがまだ独身な理由10こ”です。

なんかもう、これだけで「…あっ(察し)」って感じでUターンしたくなるようなタイトルですが

動画を見ると「そうなのよ!!」と思うところがいっぱいありました。

その10こがこちら。

1. Too attached to ideals.(0:31)
理想の人に固執しすぎている
2. Overstimulated by dating.(1:28)
デートに悩まされる
3. Think/plan too much.(2:18)
前もって考えすぎる
4. Too aware of others needs and not yourself.(3:26)
他人のニーズに敏感で自分の気持ちに鈍感
5. Looking for your identity in others.(4:34)
自分の存在価値を他人に求める
6. Becoming a shell of yourself.(6:14)
心を閉ざす
7. Too deep too fast.(7:44)
すぐに距離をつめやすい
8. Read people too much.(10:07)
人の本質を見すぎる
9. Afraid of missing info.(11:16?)
見落とした情報がないか不安に襲われる
10. Accept your weirdness.(13:09)
自分の気質を受け入れる必要がある

INFJ: 10 Reasons Why You're Still Single コメントより引用・作成


以下で、とくに共感した項目を書いてきます。

※翻訳はすべて個人的な意訳になっております。


1.理想の人に固執しすぎている


・INFJは頭の中に理想の人物像を描いていて、それに固執している
・自分の理想に見合う人が実在することは難しいとわかってはいても、それに固執していることに気づいていない

私は以前、長年悩まされてきた頭痛の原因が実は気象病だと判明した(かもしれない)ことを記事にしたのですが、

それは、頭痛の原因をずっと

“自分に合った理想のまくらに出会っていないだけだ!”

と思い込んでいたことにありました。

それが、この1の“理想に固執しすぎている”に、まさにドンピシャに当てはまりました。

白馬の王子様思想とでもいうんでしょうか。

人だけではなく物なども、“まだ出会っていないだけで、この世のどこかにきっと存在しているはず!”とついつい思ってしまいます。


3.前もって考えすぎる


・INFJはとにかく前もって色々と考えすぎる
・INFJはあらゆるシチュエーションを想像し、またそれにとらわれすぎる

あれやこれやと予想したり前もって考えすぎてしまうのも、INFJあるあるな気がします。

動画内によく出てくる“over”や“too”(しすぎる)という単語が、INFJの特徴を実によく表しているように感じます。

“考えすぎだよ”
“もっと気楽に構えなよ”

と言われたことが、INFJさんは一度や二度はあるのではないでしょうか。

ちなみに私は、昔好きだった職場の先輩に仕事の相談をしたら、“考え方がちょっと重い(笑)”と言われ、撃沈したことがありました。


5.相手に自分のアイデンティティを求めがち


・INFJは外向的感情が強く内向的思考が弱いため、順応性がありカメレオンのようになりがち
・相手に自分の存在価値を求めがち
・相手との違いによって自分を定義づけたがるが、自分のアイデンティティは自分で見つけるべき

“INFJは順応性があって、カメレオンのように自分を変えまわりの環境に適応することができる”という部分は

偶然にも、私が以前書いた以下の記事と重なり合いました。

なので、カメレオンのように職場に馴染むことが得意なのかもしれません。
(その結果ストレスを過剰に抱えてしまっていましたが😅)

見えすぎることのジレンマ@HSP

そのためなのか、INFJは相手からアイデンティティを与えてもらうことを期待しがち、とあります。

自分がまずどうありたいかよりも、相手からどんな自分が求められているのか察知して、それを勝手に追い求めてしまう。

そしてそれを自分のアイデンティティにしようとしてしまう。

うーん…耳が痛い。


6.急に心を閉ざしてしまう


・INFJは仲が深まったあとでも心を閉ざしてしまう
・争いを避けるためなのか距離を置くことがある
・勝手に未来を想像してうまくいかないと判断してしまう

これは俗にいう、ドアスラム的なものなんでしょうか。

急に連絡がとれなくなる
急に音信不通になる

たしかに、身に覚えがあります。

というか、実際に今ドアスラム的な状況になっている友人がいます😅

そもそも、なぜINFJにドアスラム現象が起こるかと言うと

INFJは、人の気持ちがわかる分、その人の分まで生きようとしてしまうところがあります。

余計なお世話なのですが、その人の痛みや苦しみや背負っているものがわかるので

自分も同じように感じてしまい、まるで相手に憑依しているかのような心理になってしまうんですね。

そして、こちらとしては精いっぱい相手に対して誠実でいようとしているのに

相手はそれを感じていないどころか、

どうしようもない愚痴しか言わなかったり、マウンティングの対象にしてくるなどして

自分の誠実さが利用され踏みにじられたと感じると、

「もうやーめた!」とばかりに、その憑依状態から抜け出す感覚で、突然連絡を断ってしまったり距離を置いてしまうことがあるのです。

しかし、はたから見ていると、

え、そんな感情移入してこなくていいんだけど…
別にそこまで求めてないんだけど…

となります。

はい、まったくその通りだと思います(^^;)

けれどINFJの気質がら、相手との境界線を越えて相手に入り込んでしまうような付き合い方をしてしまいがちに思います。


8. 人の本質を見すぎる


・INFJは完璧な人などこの世にいないことを知るべき
・INFJは相手のコンプレックスや劣等感を見抜きやすく結果失望しがち
・あまりにも直感と感覚に長けているため、出会って5秒で相手のことがわかった気になるが、じっくりと時間をかけて相手を理解するべき

なんだかグサグサささるなぁ…。

INFJは、人とかかわるときに直感と感覚を駆使するので

相手に対する評価を下すのが早く、また一度持った印象はなかなか覆らないところがある気がします。




ここまで見てきて、私個人が勝手にINFJの気質を例えるならば、

腕の中でイキのいい魚がピチピチはねていて、

それを捕まえておくのに必死になってしまうような感じです。

コントロールしようにも、ピチピチはねているので抑え込むのが大変なのです。

煩わしいから捨ててしまおうと思って放り投げても、気がついたらその魚がいつのまにか腕の中で暴れていてキリがないのです。

そのイキのいい魚が、自分の直感や感覚なのです。




INFJの記事がこんなに注目を集めたのは

おそらくその気質に生きづらさを感じている人が多いからなのではと思います。

ほかならぬ私も、そのうちの一人です。

自分の人生をより豊かに、幸せにしてくれるものならいいのですが

そのために悩んだり、不安になったり、振り回されたり、孤立したり、挙動不審になったりして恥をかいたり自己嫌悪になったりすることが多く

この気質はなんなんだ、いったいどうすればいいんだ、と悩む人が多いように思います。


ここまで見てきて、INFJがその気質をうまく活かしながら生きるヒントとして考えられるのは、

自分の幸せの基準を自分できちんと考え、そしてその幸せを人に期待しないことが重要になってくると感じました。

確かに、人から感謝されたり必要とされることで得られる喜びや幸せは、おそらくINFJにとって格別なものにはなりますが、

自分の定義を他人にゆだねるのではなく、自分自身で作っていくこと。

自分の幸せを構成する要素は自分で作っていいし、むしろ自分で作りあげていくべきだと思いました。

あとは、自分の直感や感覚を信頼しつつも、一定の距離を取り、冷静に俯瞰できるようにすること

「そうかもしれないけど、そうじゃないのかもしれない」と、

直感や感覚で認識したもの以外の可能性に、思いをめぐらすこと。


そして思ったのは、

仲良くなれた!心が通じ合った!と思った相手でも

相手は自分と同じようには思っていない可能性があるということを、頭の中に入れておく必要があるということ。

自分と相手の間に立派な橋がかかったと思っても、相手にとってはそれが

飛び石のようなものかもしれないし、

縄でできたつり橋なのかもしれない。

そもそも人と人の間に橋をかけるという概念が、相手にはないのかもしれない。


私たちはついつい、“以心伝心”“一心同体”のような関係を理想として持ってしまいがちです。

しかし、自分と相手は根本的に違うということを大前提として人付き合いをする必要が、相手に感情移入しやすいINFJさんには特に必要だと思いました。

そして、それはどちらが悪いということではなく、あくまでその違いを念頭に置いて人と付き合うことが大事だと感じます。





ということで

INFJのことが完全にわかったわけではありませんが、

その気質を、“腕の中で常にピチピチと暴れ回る魚”ではなくて、

“膝の上でくつろぐ猫”くらいに愛しく思えるようにしたいと思います。




ここまでお読みいただき、ありがとうございました🍀


※今回参考にさせてもらったブログ↓


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