長男

先週末ワタシ1人で子供3人連れて買い物へ
(カーテンが欲しくて…)

1軒目ですでに走ったり騒いでいた長男、次男。
食器やもちろん他にもお客さんがいるので
危ないから遊ばないで。と
何度も注意をしていた

２軒目
ここでも着くや否や走り回り
大きな声を出して騒ぎ
商品を見ていたワタシのそばで
かくれんぼが始まったり
床に寝そべったり走ったり…

買い物に集中出来ないがまた旦那と出掛けるのも
大変だから今商品を決めたかった
子供らに注意しながらようやく商品を買い
帰宅できる

しかし今までにない子供らの騒ぎっぷりに
いつもなら怒鳴ったり叩いたりするのだが
(もちろん躾の範囲で。むやみやたら叩いたりしては
いない)
恥ずかしさ(この親子やっちまったなぁ…という
痛い目…)もあり怒りを通り越していた

車内に入り
子供らはごめんねと謝っていたが
今日はママ許さないから。
何度も注意したのに何故やめなかったのか。
(まぢで何度も何度も何度も何度もやめて。と
言ったよね。)

何を言ってもママは許さないから。
(そーんな簡単にごめんね。だけで許すほど優しくないよ今日はそれほどママは怒ってるんだから！)と
始終謝る次男とは逆にだんまりな長男。
(長男はごめんねと言っても聞いてくれないと
わかったから何も言わなかった…)

家に着き上二人だけ残し
再びワタシは自分の頭を冷やすのも含め
スーパーへ出かけた

このままどこかへ出掛けてしまいたい
衝動にかられた
(ホントこんなに顔も見たくない！と思うほど
怒り狂ったのは初めて)が
お昼ご飯を買いに出掛けたので
10-15分で自宅に戻った
(根は真面目。優しいワタシ…家族が大好きでたまらない)

すると何も無かったかのように
チョコ買ってきた？と聞いてくる次男。
買うわけないやん。

部屋にアンパンマンのひらがな帳が落ちていた
誰がこんな所に置いた…と横目に

長男はワタシの顔を見るなり
｢ママに手紙書いたから｣

怒りでいっぱいのワタシの脳裏にも
先程のひらがな帳と長男が書いたという手紙はリンクした

しかしそんな今は受け取れない
手紙ってなに。

昼食の準備…レンジでチンして食べるものばかり
を旦那が様子が変わって帰ってきたワタシを察し
やろうか。と合いの手を差し伸べたので
お願いし、子供らのところへ

何でママが怒ってるかわかる？と
長男、次男に問いただす

次男はすぐにごめんなさい。という
それとは変わって長男は手紙読んでと
再度渡してきた

しかたなく手紙を受け取り開いてみた

『おかおさ ごめ』

不覚にも泣いてしまった。
いや、号泣だ。

よくわからない感情になってしまった

長男は字は少し描けるようになったが
ひらがな帳を見ながらでないと書けない

調べながら一生懸命書いたのかと思うと
涙が溢れた

しかも今までで1番上手に書けていた

何で手紙書いたの？と聞くと
｢ママが嬉しいかなと思って笑顔のママがいいから｣

ワタシが謝っても許さないと言っていたから
黙っていた車内。長男は手紙を書こうと
決めていたらしい。

もう長男には完敗だ…

初めての手紙がごめんねと書かせてしまったこと。
手紙を書こうと思った気持ち。
ママに笑顔になってもらいたい。

こんなふうに思うようになったんだ。
逆にこんなふうに思った長男が想像以上だった

普段から優しい長男だが
まさか手紙がくるとは思っていなかったから。

怒っていたはずのワタシの気持ちも収まり
今度は長男にこんなことをさせてしまったと
落胆してしまった

騒いだのは良くないことだったが
ワタシもきちんと子供らの目を見て叱るべきだった
そしたらここまでならなかったのかもしれない。

ただただ反省
そして後悔…

とっても上手に書けていたよ

ワタシの長男は男前なのだ。