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恋愛ドラマや少女漫画が苦手だ

世の中には
運動神経が良い人と悪い人がいるように
私は恋愛する能力が低いのだと思う。

子供の頃から
恋愛ドラマや少女漫画が苦手だった。
恋愛よりも友情やど根性物語、
SFやミステリー、
ギャグ漫画の方が好きだった。

中高生になり
周りが異性にときめきだした頃も
私にはイマイチその感覚がピンと来なかった。
皆の会話に入るため
無理矢理、適当な異性の名前を
口にしたこともあったっけ。

壁ドンも顎クイも頭をヨシヨシ撫でられるのも
正直、気持ちが悪くて仕方なかった。
手を払いのけそうになるのをグッと我慢して
心の中でその違和感に悲鳴を上げていた。 

男が「女はこう扱われるのが好きなんだろ?」と
訳知り顔で甘い言葉を囁くのも
笑いが込み上げてくるのを必死に我慢した。

だって不自然で仕方ないんだもの。

社会人になって
とても有能な女性が
あざとい男に振り回されているのが
心底不思議で仕方なかった。

普段とてもシッカリした女性が
つまらない男に甘えた声ですり寄っているのが
滑稽に見えて仕方なかった。


別に同性が好きな訳じゃない。

好きな異性がいた時期もある。

しかし本当に欲しかったのは
恋人よりも異性の友人だったのかもしれない。


いくつになっても恋愛に心ときめかせ
瞳を潤ませながら
恋人同士の時間を楽しんでいる人達が
ちょっぴり羨ましい。

私はどうも
昔から恋愛するのが不得意な人種のようだ。

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