会社辞められない...?
自分のキャリアを鑑みて、会社を辞めるときが人生では起こり得ます。
ただ、そんなときに会社はすぐには辞めさせてくれないかもしれません。
採用~雇用のコストがかかっている
「君にどれだけのコストをかけたと思っているんだ?」
「それは会社に対する裏切りだぞ」
そんな言葉であなたの罪悪感をあおり、なんとかとどまらせようとしてくる人もいっぱいいるでしょう。
確かに会社として従業員にかけているコストは半端じゃありません。
一人の採用活動に係るコストは100万円前後というデータもあります。
採用でこれだけのコストがかかっているのに加えて、教育の費用・賃金も加えた場合、それだけで我々の雇用には会社が莫大な投資をしているということが言えると思います。
引継ぎが大変
社員が業務を回す一翼を担っている場合、会社としては退職されると業務遂行が上手くいかなくなります。
他の社員にその業務を行ってもらうための引継ぎに係る時間は膨大で、大きな損失となってしまう訳です。
だからこそ、会社としてはなんとか会社に残ってもらい、今の職務の遂行及び今後出てくる仕事にあなたをアサインしたいのです。
一緒に働きたい
これは前記と少し毛色が違いますが、何と言ってもあなたと一緒に働きたいと思ってくれる人がいるかもしれません。
だから、やめてほしくない。
「あなたと一緒に頑張っていきたいんだ」と声をかけてくれる人、引き留めてくれる人がいます。
では、どうするべきか
以上のような例に表れるように、私たちが会社を辞めようとしたときには多くの障壁が立ちはだかります。
ただし、一つだけ確実に言えることがあります。
それは、
自分の人生は、自分でしか責任を取ることはできない
ということです。
いくら会社があなたに残ってほしいといったとしても、会社があなたの人生の行く末を保証してくれることはありません。
今後のあなたの人生がどのように進もうが、会社はあなたの人生に責任を持つことはできません、それは絶対です。
だからこそ、私たちは選び取らなければならない。
自分の人生をどう生きるか。
前述のように会社は私たちの雇用に関して膨大なコストを支払ってくれています。
それには、心の底から感謝をするしかありません。
ただし最大限の感謝をすることと、会社に在籍し続けることは同義ではありません。
その感謝を以て、新たに自分が輝けるステージに移ることはなにも裏切りではない。
だから、一番大事なのは自分自身です。
自分の選択を尊重してもらえるように誠意をもって伝えましょう。
今まで、本当にお世話になりました。
これからは違うステージで頑張ります。
一緒に社会を支えていきましょう、と。
本日伝えたかったこと、そして自分自身にも伝えたかったことは以上です。
それではまた^^