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マンガでわかる!仮説思考

こんにちは!東ローランドゴリラです。

インターン先で業務を通して様々なことを学ばせていただいている私ですが、有難いことにタスクをこなすだけでなく、自分で考えて仕事ができる環境にいます。その中で、「思考のフレームワークを学びたい」「もっと効率的に仕事がしたい」という気持ちが強くなり、今回は仮説思考に関して勉強しました。一見、難しそうな内容に見えますが、シンプルで何事にも応用できる思考なので、興味ある方はぜひ読んでいってください。

と、いうわけで今回は、内田和成さんの「マンガでわかる!仮説思考」です。

意思決定をする全オフィスワーカー必須の思考法!「仮説」を立てれば作業量が激減!仕事が3倍速に!超ロングセラー初のマンガ化。“作業”に追われ“仕事”が遅い穂乃果が「仮説思考」で大変身!
                     「BOOK」データベースより

❘仮説思考とは?

私のように「仕事をもっと速くしたい」と思う方は多いと思います。そのために効率が上がるツールを使ったりすると思いますが、限界はやってきますし、根本的な解決にはなりませんよね…。
より多くの仕事をこなすには、そもそもの仕事量を減らせばよいのです。3分の2の仕事を減らせば、シンプルにスピードは3倍になります。その際に何を選び、何を捨てるのかの決定をすることが重要になり、そこで使うのが仮説思考です。

課題発見や問題解決の際、情報収集や分析から始める人が多いと思いますが、これは典型的な日本人のビジネスパーソンの姿で、コツコツ真面目に仕事をし、情報収集であれば網羅的にあらゆる情報を集めます(網羅思考)。

しかし、情報が多ければ正しい意思決定が下せるというのがそもそも間違いであり、情報の多さと分析の正確さは必ずしも成果に結びつきません。日々大量の情報がアップデートされていく現代社会においては、意思決定のスピードが求められているのです。

仮説思考は、手元にある情報のみで仮の答え(仮説)を出し、その答えの証明に最低限必要な情報収集と分析作業だけを行う思考法です。このことで作業量を少なくして仕事のスピードを上げることができます。

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|仮説思考のポイント


十分な判断材料も揃っておらず、分析も進んでいない段階で仮説を出すのは「あてずっぽうなのか?」と思いますが、経験と思い付きが組み合わさった勘を使うので、もはやあてずっぽうでも大丈夫です。大切なのは、立てた仮説に対する検証なのです。

例えば同じアンケートでも、
大規模な範囲に多くの項目を載せたアンケートを実施したら、膨大なデータは取れますがその量を分析していかなくてはなりません。
仮説思考では、仮説を立てた上なので、局地的に必要最低限の項目のみの実施が可能となり、検証結果までがスピーディーでわかりやすいため、仮説を改善してさらに検証していくことが可能です。

また、仮説が間違っていた場合も、一つの選択肢が消えたと思い、原因分析をして仮説の一部を変えてみたり、全部を変えてみたりして、新たな仮説→検証のサイクルを生み出します。

このように、仮説は合っていても間違っていても進化させていくのです。

|仮説思考を鍛える!?

聞いているだけでワクワクしてくる仮説思考ですが、仮説を立てるのに「経験と思い付き、もはや勘」とまであり、ただの大学生にはビジネスの知見も備わっておらず諦めムードなのです…。

しかし、仮説思考は鍛えられるそうです!
それは常に「だからなに?」「それはなぜ?」と問いかけることです。
意外とそんなこと?と思うかもしれませんが、
日常生活の中で「この商品が流行るのはなぜ?」「流行るとどうなる?」と考え、仮説を立ててプチ検証していくことで鍛えられていきます。

ちなみに、あるコンビニエンスストアは毎日陳列や商品を入れ替えたりして、仮説→検証を繰り返しているそうです。コンビニに行くのがちょっと楽しみになりました。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
論点思考にも触れていたのですが、内容がばらけると思って割愛させていただきました。論点思考の本も読んでみます!

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