介護の仕事って実際どんなことするの?
世間で介護の仕事というとやはり3K(汚い、危険、きつい)が思い浮かぶと思います。最近はここに「暗い」や「臭い」が入り5Kとも言われることがあります。しかしこれらは聞いたことあっても実際にどんな業務をするかは知らない方が多いかと思います。
そこで元特養での介護職員が経験を交えながらお話しさせていただきます。
まず、介護の仕事は、高齢者や障がいを持っているなど様々な人々の生活を支援する重要な役割を果たす職業です。日常生活のさまざまな側面で利用者に寄り添ったサポートを提供することが求められます。実際の業務内容は主に以下のものが挙げられます。
①身体介護
・恐らく多くの方が想像する介護とはこれを指すと思います。これらのイメージがあるため上記の5Kやお世辞にも良いとは言えない声が出るのだと思います。
- 入浴や着替えの手伝い、清容
- 移動、歩行等のサポート(車椅子や杖の使用)
- 排せつのお手伝い
② 食事のサポート
・介護では食事のサポートも行います。箸を思い通りに動かすことが出来ない方もいれば箸やスプーンなどは使えるが食事への気力がない方など様々なのでサポートする必要が出てくるわけです。
- 食事の調理、配膳
- 食べる際の手伝い
- 食事の摂取状況の観察
③ 掃除や洗濯
・施設の形態によっては利用者が住んだり日帰りだったりリハビリ的な利用をしたりなど様々です。そこで利用者が使用する部屋や場所の掃除も業務に入ります。
- 居住環境の清潔維持
- 洗濯の手伝い
自分が居た施設では自分の便を自分の部屋中に塗りたくる方もいた時は流石に参りました。。。
④ 社会的サポート
・施設を出て家族と再び暮らす際や社会に出る際に少しでも不自由を減らし自分でできることが増えるように生活の中にコミュニケーションやレクリエーションを取り入れます。
- コミュニケーションや相談
- 外出の手助け
- レクリエーションへの参加
おおよそどんな業務を行うかなんとなくわかっていただけたでしょうか?
他にもいくつかの業務がありますが全てをお話しするととても長くなってしまうので①、②に分けようと思います。近日中に「介護の仕事って実際どんなことするの?②」も無料で公開しますので気になる方は読んでいただき「スキ」をしていただけると嬉しいです。
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