ヨガインストラクターのクラスの練習〜ティーチング・インストラクションどう覚える?〜
さて、タイトルの通りですがみなさんはどうしてますか?
100人いれば100通り。
私はということをお伝えしていきます。
やったこと:ひたすら紙に書く。
まず、ポーズをとらず、机に向かいます。
Vira2をどうインストラクションするか何も見ずにA4に紙にぐわーっと汚い字でいいので書く。
何も見ない、というのがポイント。
そうすると、だいたい書けること、というのは頭に入ってる知識なのがわかるんですね。
そのあと教科書と見合わせて何が伝え漏れていたのかチェックします。
あ、肩の指示してないな、とか、
呼吸の指示してないな、とか!
自分の体感できていることが見てわかるようになるので、そのポイントを口頭での言い方に変えて指示できるように赤字で追加します。
それを実際の動きをしながら入れてみる。
あとはひたすら言いながら動いて練習です。
近くに書き殴りメモを置いておいて、時折ちらっと見て、赤字が言えてたかみるようにしてひたすら繰り返す。
そのほかにもホールド長いな、とかスムーズじゃないな、言い過ぎかな、とかは言いながら動いた体感をもって判断します。
とはいえ話すことに必死になるとめちゃくちゃキープが長くなって心地よさが減るかもしれません。
なので一緒に見てくれる人がいれば受けてもらうこともしてました。チェックし合いっこですね。
この手法の良さはインストラクション・ティーチングの確実性が上がること。
アライメントを重視したい先生にはもちろんお勧めです。
ヴィンヤサ系を指導したい先生も書くことで他にどんな言い方ができるか?ということがじっくり考えられたりするところがいいかなと思います。
録画する、録音するもお勧めですがあまり長いと聞き返さないこともありますから、人に見てもらい、その場でフィードバック、または紙に書いたことと照らし合わせる、ということが自分には合っていました。
多少面倒だけどヨガインストラクターの新人さん、いらっしゃったら、慣れるまでは書いてみてくださいね。
お試しアレ!
これ、結構読まれているみたいなので追記。(2020.05)
尊敬しているアーユルヴェーダティーチャーが言ってくれた大切な言葉を紹介します。
『NO MAGIC』
これは、講座の最後のほうに生徒が『先生、○○が良くなるためにはどうしたらいいの?』と聞きました。
答えは講座中に出ていたのですが、おそらく不安から聞いたのでしょう。そこで彼女が返した言葉です。
ヨガにおいて、指をパチンとならせば突然明日には柔らかくなったり、心が思考が変わる、そんなことは残念ながら起きない。
日々、少しずつの実践を通してでしか、変わることはない。
だから、諦めなさい。ただやるしかないのよ。と。
これ、真理だなと思います。
ヨガのティーチングや練習も一緒。近道なんてない。たくさん練習してください。(私は生徒さんからどうしたら○○できるようになりますか?にも同じように答えています)
みんながそうでした。うまく最初から行った人なんていない。
沢山転んで起き上がってきてください。そして思い出してほしい。
誰のために、なんのために頑張っているの?ヨガでないといけないの?目的はなんだった??と。
これではっきり、きっぱり答えが出てればきっと怖いものはないはず。
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