水戸から上野に電車で行くときのコツ

こんにちは。

アーストラベル水戸　高柳です。

今日はJRで「水戸駅から上野駅まで」出かける場合、ちょっとだけ安くなる裏技をご案内します！

・水戸から上野（上野から水戸）のきっぷは買ってはいけない？

水戸駅から上野駅に行くときは、「上野まで」のきっぷを買ってしまうとちょっと損しちゃいます。（Suicaも同様）

水戸駅の窓口で乗車券を「上野まで」とオーダーすると、「水戸→上野」という切符ではなく、「水戸→東京山手線内」という切符が出てきます。

これは、JRの運賃計算のルールで「東京駅から101km~200km」かつ「山手線内の駅を着駅（発駅）」とする場合、東京駅を基準とした上で山手線内の各駅まで（から）利用できる切符になるのです。

すなわち、水戸駅で上野駅までと言って買った切符は「東京山手線内」まで使えるので、JRで新宿や渋谷に行くことになった場合でもそのままの切符で行くことができます。

東京駅より遠い駅に、東京駅までの運賃で行くことができるので、この場合はお得です！

一方で、上野駅に行く場合は、東京駅より手前なのに東京駅までの運賃で計算してしまうので、少し損をしてしまいます。

・損をしない買い方
　水戸から上野の乗車券は、本来の原則であれば1980円です。しかし、上記の特例により水戸から東京の距離で計算しているため、2310円となっており、片道で330円も高くなってしまいます。

しかし、本来の1980円で行く方法があります。

それは、「水戸〜尾久」の乗車券を購入することです。

尾久駅とは上野駅から東北線（宇都宮線）で北に1駅行ったところにあります。しかし、山手線内の駅ではないため、東京駅までの距離で計算するルールから外れるのです。

そして、水戸駅から尾久駅に行く途中に上野駅があるということになるため、「乗車券を途中の上野駅で放棄した」という扱いになるため、問題なく上野駅で降りることが可能です。水戸〜日暮里・鶯谷の場合も同様です。

もちろん、不正乗車などでは全くありませんのでご安心ください！

ちなみにSuicaで水戸〜上野で乗車する場合も2310円となります。そのため、この区間を使う際は切符で「水戸〜尾久」を乗車前に購入することをお勧めします。

今日はちょっとお得にJRを利用する裏ワザをご案内しました。

高柳