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4.メンタル体と意志~やりたい事の実現

自分の欲求を書き出して考察してみたら、実行してみることが次につながります。頭の中だけで思ったことは、自分で捏造している可能性があるので、やってみることで本当に意味や意義がわかるからです。

魂が欲する欲求に取り組むのが一番良いですが、時間がかかることの方が多いと思うので、これならできそう、と思えることからやってみます。

この時に重要なのは、計画性と決断力・実行力を発揮することです。
●どのようにやるか
●いつやるか
●そのための準備は何が必要か?

など、実行するために必要な計画を立てて、いつやるか決めます。小さいことからで十分です。

そして、信じられないかもしれませんが、魂につながっていくために大切なのは、ここで使われることになる、計画性と意志力になるのです。

やってみることで、必ずそれが満足のいく結果になるとは限りませんが、うまくいかなかったとしても、そこで新たなことに気づき、意識が広がることが大事です。成功するか失敗するかはそれほど問題ではないのです。

この練習ができないと、いつまでたっても自分の意志ではなく、何か周囲の流れや、人の言葉を頼ることになり、「自分」というものを確立することができません。

ここでちょっと、「メンタル体」について説明をしたいと思います。

人間のエネルギーシステムは、肉体に近いところから、肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体・・・という風に層になっています。

肉体・エーテル体は身体と生命力と関連し、アストラル体は欲求と感情に関連し、メンタル体は思考と意志に関連しています。

今の人類の多くの人は、アストラル体に一番意識の焦点が向いている割合が多いと思われます。つまり、感情や欲求の層で生きているということです。しかし、魂とのつながりを付けていくためには、次の界層であるメンタル体を育てていく必要があります。

余談ですが、一般的に言われるサイキック能力というものは、よほど瞑想など意識的に自己修練を行っていない限りは、アストラル界層の低位サイキック能力にとどまります。それは高位界層からの情報を得るには一度封印する必要があるといわれているものです。この話はいつかまた。

メンタル体の「考える」という意識は、ものごとを見分ける、識別する能力につながります。つまりそれは、「自分である者」と「自分ではないもの」を識別することにつながります。

計画する→やってみる→振り返りをする→より良くするためにつなげる

という良いフィードバックループをつくっていくことで、自分らしさも徐々にわかってきますし、自分の行動が世界に表現され、自分のアイデンティティがつくられたり、自信を持つプロセスになっていきます。

そうはいってもできない、となる場合、メンタル体以前にアストラル体の浄化が必要かもしれません。それはまた、次回にしたいと思います。


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