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Plant Medicine 植物や自然界のこと

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2021年6月の記事一覧

ドクダミ

【ドクダミ湿布】 庭仕事をしていると、蚊、ブヨ、ヌカガに刺されます。ヌカガは本当にゴミ?と思うぐらい小さな虫。もうここに10年も住んでいると、何に刺されてもすぐ普通戻ります。 しかし、今日、ヌカガ(たぶん)に刺されて脚と手首がかゆくなり、ドクダミチンキをつけました。それでも、右手手首に直径2.5㎝ぐらいの円形に熱をもって腫れてきました。 そこで、やっと芽吹いてきたドクダミの葉を摘んで、オーブントースターで温めて柔らかくしてから、患部にはります。 貼り付けると、ひんやりしてと

オオバコ浸出油とバーム

どこにでもあるオオバコ。これが意外に優れものであります。 感染症、炎症、ハチ刺され、切り傷擦り傷、皮膚のかぶれや腫れ、漆などによるかぶれなど。 【オオバコバームのつくり方】 1.オオバコは、花が咲いている時期に全草または地上部を採取し、 乾燥させます(生や半生を使っても良いですが、水分があるためカビが生えやすくなります) 2.乾燥したオオバコを、植物油に付け込みます。4週間~6週間。 ・冷浸法…火をかけず常温でつくる場合、4週間~6週間おきます。たまに瓶を振ってみます。

コンフリー~ばらばら感覚をつなぎあわせる

コンフリー/Symphytum officialis(ムラサキ科) これからの季節、庭でどんどん花を咲かせ、うちの庭ではどんどん繁殖します。ちょっと標高が高く涼しいところがお好みのようで、関西の方だとあまり増えないと聞きました。 近年はコンフリーに含むアルカロイドが大量摂取すると肝臓障害の原因となるということで、あまり使われなくなってしまったハーブです。 ですので、内服は避けるとして、コンフリーが持つ組織の修復力を生かし、傷などに利用する蜜ろうクリームなどで活用。 コ