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コンフリー~ばらばら感覚をつなぎあわせる

コンフリー/Symphytum officialis(ムラサキ科)

これからの季節、庭でどんどん花を咲かせ、うちの庭ではどんどん繁殖します。ちょっと標高が高く涼しいところがお好みのようで、関西の方だとあまり増えないと聞きました。

近年はコンフリーに含むアルカロイドが大量摂取すると肝臓障害の原因となるということで、あまり使われなくなってしまったハーブです。

ですので、内服は避けるとして、コンフリーが持つ組織の修復力を生かし、傷などに利用する蜜ろうクリームなどで活用。

コンフリーは水分が多いため、最低3日ぐらいは乾燥させます。
植物油(太白ゴマ油など)で温浸剤をつくります。

エネルギー節約のため、ソーラークッカーでゆっくりとやってみます。

コンフリーには昔からKnitbone(ニットボーン)という愛称で呼ばれていて、「骨を編む」ハーブと言われています。ニットボーンという名の小さい人たちがコンフリーに変身したという物語もあります。かれらはコンフリーに変わり、生き物たちのケガ、擦り傷、切り傷、湿疹、骨折などを癒すハーブとなりました。骨や皮膚などの組織をつなぎ合わせ、編み合わせてくれる力を持っています。

引き裂かれた組織を編み合わせることと同様に、私たちの、物事を分離的にとらえる認識から、ワンネスの感覚~すべてのものは一つの繋がったもの、一つのモノの多様な現われに過ぎない~という感覚につなぎ合わせてくれる力も持ち合わせています。

追記:
コンフリーのことを書いたら、その後、庭仕事をしている時に、2回手を切ってしまいました。1度は草で、2回目は鎌で(´;ω;`)。しかも、右手の人差し指という、いちばん使う指。しかし、コンフリーの助けをかりて素早く回復中(2021.6.7)

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