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「成長へのハングリーさが無くなると老けてダメだね」by80代のダンディーなアーティスト【1/9-1/16】

8月に出会った80代の人生の先輩から聞いた言葉。

「成長ってことに対する空腹感というか、飢餓感というか、それって大事だよ。腹が減るって感覚を感じられない時、人間は「これでいいや」ってなる。そうすると成長がなくなる。成長へのハングリーさがなくなると人間は老けてだめだね。美しくなくなる。みんな元々美しいのにね、飢餓感がなくなると、どんどんダメになってく。俺は老けないよ!ずっと腹ペコだからね。もう死ぬまで成長したい。まあだけど若い時は自然に腹ペコになれていいよね、俺なんかもう歳だから、自分でお前腹減ってるだろってちゃんと言ってあげないといけないからね、刺激しなきゃいけない。手がかかるわけよ。」

これを聞いた時、なんてロックなひとだ!と思ったし、80代になってこうあれるだろうか?と思うとゾクゾクした。ウインドイーグルに彼のこの言葉をシェアしたら、ウインドイーグルは笑って、「私もずっとハングリーよ」と言った。

私は今、空腹感を感じてます。有り余る情熱を感じてる。もっともっとこの道を歩きたい!!

・・・と思っている今の私にぴったりの、ひらがなを話す会がまたひとつ始まりました。ひらがなを話す会を開かせていただけることが本当に嬉しい!

ひらがなを話す会では、みんなが声を聴いて出すことで自分の「力」を取り戻す姿を目の当たりにする。それがどんな声であれ、その人の力として出てきた時、ものすごく震える。

色んな声たちが現れてくるひらがなの輪は、珊瑚礁の海を覗き込んでるみたい。苔の世界をマクロでじっくり見ているみたい。どんな生き物が現れるかわからないサバンナを見渡しているみたい。そうやってみんなの中の色んな自然を生き生きと共に味わい歩き続けた暁には、半年後、その人の内なる自然が回復する。

人の自然を回復してくれる2つの働きがひらがなの会にある。

ひとつは、その人がその人自身の内なる自然である多様な声を聴き取っていくという働き。聴き取るとは、ただその声が存在していることを認めること。認める、認める、聴いていく。それがなされると、内なる自然はみるみる回復していく。内なる声に不自然に寄り添おうとしたり、不自然に受け入れようとすると長引く。自然を助けるのは、自然な働きだけ。

もうひとつは、感じている声を出していく働き。自分の内側に現れてくる声をひとつひとつそのままに出していく。感じたものを声に出してみることで、土に埋もれた草をやさしく起こすみたいに、輪全体の内なる自然が健やかさを取り戻していく。

一緒に丁寧に倒れた草木を起こしながら、雷を感じながら、お日様の光を感じながら、雨の雫を感じながら、一緒に大地を歩いていくような時間。分析はせず、ひたすらに感じていく。ヒョエーとかワオ!とか、あぁ・・とか言いながら、えっちらおっちら歩いていく。遠回りに感じるかもしれないけど、この身体でちゃんと感じて歩いた分だけ、ハートとスピリットと一緒に生きる筋力がつく。そうやって、この人生で本当に行きたいところに、自分の力で行けるようになっていく。

そうだよな。自分の足で歩いたら、もっと先に行けることがわかって、もっと先に行きたいって成長したい空腹感は高まるよね。空腹感って大事だな、健康だな、と振り出しのパイセンの言葉を思い出しています。

もし今あなたが空腹感も感じられないくらい疲れてるなら、時間をちゃんと取って、ゆっくりたっぷり休んでください。頭にも体にも心にも、休息は絶対に必要。
ちなみにゆっくり休みたい人には、私たちの場は向いてません。疲れてる時は、歩けない。

だけどもしもあなたが、立ち上がりたい、歩きたい、歩き出したい、もっと歩いてみたい、いや歩くに決まってるやんっていう疼きを感じ取っているなら、ぜひ一緒に歩きましょう。あなたが自分の足で歩くのを、世界中が待ってるよ!って心から思ってます。

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