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環境問題をユーモアで問題提起する

文:原 裕(アースデイ ジャパン ネットワーク 幹事)


自社の話で恐縮ですが、環境問題を楽しく、面白く考えるYouTube地球再生バラエティ番組「RE:CLIMATE」を若手クリエイター集団SEAMESと立ち上げました。

プラスチックに触れるたびに-1,000円!?ラランド・ニシダ、プラなし生活に初挑戦!

この番組は、環境問題およびその取り組みへの疑問をファクトベースで捉え直し、私たちにできる次の一歩を考える内容となっています。
The New York Times ベストセラー書籍「DRAWDOWN 地球温暖化を逆転させる100の方法/ポール・ホーケン(著)」(以下、DRAWDOWN)で提唱される地球温暖化を「逆転」させるために鍵となる7つの本質的なテーマ(エネルギー、食、都市と建物、女性と女児、土地利用、輸送、資材)から番組を企画しています。

第一弾は三井化学のスポンサー(4回シリーズ)でプラスチックを取り上げています。
アースデイは2024年のテーマでもある「Planet vs. Plastic」でこの問題を取り上げており、前回の私のポストでも企業のプラスチックに関わる取り組み事例を紹介しました。三井化学はリジェネラティブを掲げ、石油由来のプラスチックからバイオマスプラスチックに変えることで、企業の製品生産における二酸化炭素排出量を素材から変えることによって減らす事業を行っています。これは化学メーカーの新しい時代へのトランスフォーメーションと言えるでしょう。
今回は、プラスチックがいかに我々の生活に浸透しているか、そしてそれをどう環境に影響が出ないものに変えていくかをテーマに、4回に分けて行います。現在、プラスチックはほとんどが石油由来ですが、それをバイオ由来や廃油などのリサイクルに変えることで環境への負荷を下げることができるのです。

この番組では企業の商品を直接紹介するのではなく、その企業が取り組む環境問題について、芸人さんに登場してもらい、真面目一辺倒ではなくエンタメ要素を取り入れて幅広くこの問題を知ってもらおうという意図で企画しました。芸人さんのパワーはすごく、難しい問題にも関わらず、見る人を引き込む力があります。現場ではそれを強く感じました。

多様な取り組みを通じて生活者の意識を変えていかなければ、地球環境は維持できません。
我々アースデイ・ジャパン・ネットワークも環境問題に取り組む企業との連携をどんどん進めていきたいと思います。ご興味のある方は、ぜひご連絡ください。


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