たとえばその愛がいつも君を裏切ってばかりだとしても

11月発売予定の本は、母との関係性とダイエットという、あまり目新しい素材ではないが、やはりそこが奥深いかと思いそれをテーマにする事は決めたけれど、試しにたった1記事書いただけでものすごく消耗して、北からの電話も、北が何を言っているか理解できず、一句一句バラして飲み込んで40分かけて一つの事柄を理解したところで北が会社についた。
今週の日曜日、もしかしたら少し家によるかも知れないという事だったが、多分なし。
「いきなりそんなことを言って私が断るとは考えなかったの」
「全く想像もしなかった」
心底驚いたように北が言った。
まあ断ることは生涯ないだろうけどさ。
どうしてもKindle本が読めず、朝納戸の片付けで発掘した古い小説ばかり読む。
来月発売予定の本の原稿を書くたびにこの調子では困るけれど。
発掘した小説は5冊ばかりあるし、この作家には鈴木雄大が似合う。
愛なんて信じないから、ただ、今そばにいろ。
言わないけれど。

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