ひとりじゃないから進む

フラットに語り合えたら

女性のライフステージの変化とキャリアについて、
どこかでいつも答えを探している。

その過程で、コーチングに出会い、
自分に向き合うことから、
自分は何者か
自分を受け止め、自分で認めて
何がやりたいのかを問い、
どんなキャリアを描きたいのか
少しずつ言葉にすることで理解が進むようになってきました。

この変化の激しい時代を生きていて、
特に女性がライフステージの変化とキャリアについて、もっとフラットに話せる場があったら、
心が軽くなったり、
新しい視点を得られたりして、
それで笑顔が増えたらいいなと、そんな希望がムクムクと芽生えました。

安心して語れる場はコミュニティのような場所なのか、と考えていたところ
一緒にビジネスを学んだ仲間から
コミュニティ立ち上げの誘いを受けて、
今コミュニティづくりに関わっています。

本業の仕事もコーチングも子育ても趣味も
全部やりたいなか、
コミュニティへのスペースはあるのかと
だいぶ不安でもあるけれど、
何より集まった仲間が魅力的で、まずはやってみようと。

ゼロから立ち上げる

繋がりをつくり、
それぞれの個性や才能を発揮して
新しい活動を起こしていきたい

を、コンセプトに、
ゼロから一つ一つ、
バックグラウンドも
住んでいる環境も違う仲間達で、
まるでブロックひとつひとつを選んで形づくっている真っ最中。
積み上げたところで、やっぱり、
とバラバラにしてまた、積み直したり。

誰のどんな目的の為のコミュニティか
思いはあるけれど、
それを言葉にして伝えていくのが難しい。

それぞれライフステージの変化があって、
みんなどこかで迷ったり、悩んだりする中で、
自分がここにいることを肯定して、
自分の才能や得意なことで社会に貢献していきたい。

その想いを抱えているからこそ
それを現代の仕組みと合わせて形づくりながら、アップデートしていく。

これまで意志とは関係なく所属してきた学校、組織、社会を経て、
自らの意志で参加するコミュニティを作る時に、
何が魅力で、誰と繋がり、何が生まれるのか。

これまでやったことのない、
ゼロからの立ち上げに直面した時、
私のアプローチは、まずは先人からの知恵や知見から手がかりを得たくなる、
という特性もわかって、それもまたおもしろい。

コミュニティについて考える

何かヒントが欲しいと思って、佐渡島康平さんの
「We are lonely, but not alone」という本に出会いました。
その中で、印象的に思った点を。

熱狂と安心安全

コミュニティに熱狂は重要だが、
最優先事項ではく、
安心安全を確保してから、
人は挑戦できる。熱狂できる。

その熱狂は、自分はこのコミュニティにいる価値があると思えること、ひとりひとり違う才能・特性があり、その才能を活かして役割を果たせるとき、自分が成長できると感じることができる。

そして安心して、自分の物語を、これまでを肯定して、未来を語れるようになる。

これは学んだコーチングととてもリンクして、
だから安心して語れる場を作り、
未来へ行動を起こす場所を作りたいという
自分の”Why”もあらためて、
違う角度から言語化していただいたように感じました。

そしてもう1点。

余白の存在

コミュニティでは、余白をつくるということ。

参加者が自由にクリエイトし、未完成でも発信していい、という安心をコミュニティでは作る。

学校型ではなく、アップデート型、プロセスエコノミー型で作りながら更新していく。

そうやって余白から、化学反応が起こり、何かが生み出されていく過程を、集まる人と一緒に体験すること。

もはや役立つものだけで
心を満たすことはできない時代。
非論理的な、役に立たないもののほうが、心を満足させるという。

参加者と共にクリエイトした分だけ多様な価値観が生まれ、それを共有できる仲間がいるとき、コミュニティの魅力が発揮される。

ひとりじゃない

この本からのメッセージで一番心を打ったのは、

誰もが心の中を完全に理解することはできない。
だけどひとりじゃない。
手を引いたり、背中を押したりしてくれる仲間をつくることはできる。
これがコミュニティの力で人を生かす力。

自分を理解することが、今まで以上に求められている時代。

ライフステージの変化で、
子育てに専念し、現代社会の組織レースから外れ、キャリアで挫折したと悩みもがきまくった過程で、コーチングを学び、自分を理解しながら、自分を語り出したら、今コミュニティに繋がってきている。

これからつくるコミュニティはどんなコミュニティになるのか。
そこで自分は何ができるのか。

結論を出すのはもう少し先にしよう。
まだここからだから。

今後、立ち上げるコミュニティについてもお知らせしていけたらと思います。

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あなたが今日、あなたのワクワクと共に過ごせますように