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2024水瓶座の季節(1/21~2/19)

こんにちは。
セラピストの光翠です。

明日、20日は大寒です。
その翌日に太陽が水瓶座に入ります。
暖かい冬とはいえ、暦では最も寒い時期ですね。

今年の水瓶座は特別です。
なぜかというと、
太陽だけでなく、その後すぐに
冥王星も間髪入れずにジョインするからです。

太陽は生きる目的・意欲的な自己、と言われ、
この時期は今までの生き方を
水瓶座らしく俯瞰し、知性を駆使し
気の合う仲間と活性化することに適しています。
その意欲に、冥王星は「思うようにならない外圧」「宿命・運命」
として太陽に寄り添ってきます。

冥王星は1930年、蟹座にいるとき発見されました。
肉眼では見えない惑星としては三つ目。
(2006年に準惑星に再認定されていますが
占星術では変わらず惑星として扱っています)。

月よりも小さく、肉眼では感知できないのに圧を感じる。
太陽系外との窓口として、無意識との交通を司る。
未来(いまだ来ず)と、どのように関わるか。

非認識をどのように扱っていくか、
この世の創意が取れていないということをふまえ、
パラダイムシフトを自由に受け取ってゆきましょう。

蠍座の守護星として配置されている冥王星。
獅子座の守護星である太陽。
スクエアの要素が水瓶座に加わり、
不動宮の強調が言わずもがな想定されますね。

何があっても変わらなかったことが変わる。
常識を、世間を、信じていたことを、
何物にもとらわれず
意識の底から疑っていくことをお勧めします。

また、何があっても譲れない意志を見つけたら
それは決して失われないあなたの個性と言えるでしょう。

前回の冥王星水瓶座入りは、
発見されていませんが1778年です。
アメリカ独立戦争が、
世界規模にまで広がった年となります。

故に、なのかどうかわかりませんが
戦争を繰り返すという人もいます。
一方で、物理的な武器を用いた戦ではない、
不可視空間での争いが行われている、という人も。

戦とは、互いの正義のぶつかり合い。
世界規模の覇権争いが起こるかもしれません。

2043年までの18年間が、
水瓶座滞在期間となります。
(今年11月20日から)

23,24年は山羊座を行きつ戻りつしていました。
この時期に終了したこと、改革したことはありますか。
これから迎える時代の雛型が隠れています。

牡羊座から始まった資本主義社会、
民主化を叶えてきた200年余りを
解体、革命、刷新をしていく20年の始まりとも言えます。

貴方は250年周期で続いていたことのエッセンスを掬い、
どのような世界を描きますか。


明日は大寒、二十日正月とも言いますね。
寒変わりといって、小寒から大寒へさらに寒さが増すころ。
水瓶座の人はクールで奇想天外の頭脳派。
生活臭を嫌い、生物的な営みとは親しみません。

あまりの寒さに絶命しても
肉塊を超えた生を生きろ、
死ぬ前に死ね、
というような思考とも被る。

そんな死と再生を司る季節にふさわしいとも思えます。
象意は冥王星にも通じ、
年始からどう生きるかを突きつけてきます。

2月4日は立春です。
なんと気持ちが綻ぶ言葉でしょうね。

氷解。
わだかまりも疑惑も苦労も解決し、
春風が氷を解かす、頑ななこころをほどく。

春を告げる鳥、鴬。
鴬の声が連れてくる春。音連れ。
音と共に春が訪れ(音連れ)る。
ワクワクする思いが古から届きます。

水たまりが凍り付き、
その表面にできる模様のことを
氷の花と言います。
ここにも立春が隠れています。

水瓶座の15度が立春で、
対向星座の獅子座が侵入し始めます。
まっすぐな太陽を象徴する獅子座のエネルギーは
水瓶座に人情を投影しているかのように、
人間らしい温かみを授けてくれます。

立春については、次の回で考察していきましょう。


水瓶座の七十二候からも、
生命活動を停止させるほどの寒さと、
春の兆しを愛でる心が伝わってきます。

少しご紹介いたします。


二十四節気「大寒(だいかん)」

・款冬華(ふきのはなさく)1月20日頃
雪の下からふきのとうが顔をだす頃。かんとうはなさく。
香りが強くほろ苦いふきのとうは早春の味。
最近は栽培もあるのか、
早々と道の駅で売られていたりします。

・水沢腹堅(さわみずこおりつめる)1月25日頃
沢に厚い氷が張りつめる頃。すいたくふくけん。
沢に流れる水さえも凍る厳冬ならではの風景です。
アイスクライミングを想像してしまいます。

・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)1月30日頃
鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃。にわとりはじめてにゅうす。
本来、鶏は冬は産卵せず、春が近づくと卵を産みました。
寒卵、というのは
産まない時期に産まれた卵で、滋養があると言われたそうです。
鳥にお乳はないのに、乳、というのは擬人的で面白いですね。

二十四節気「立春(りっしゅん)」

・東風解凍(はるかぜこおりをとく)2月4日頃
春の風が川や湖の氷を解かし始める頃。とうふうこおりをとく。
「東風」(こち)とは春風を表す代名詞。
五行説で、東は木、春、にあたります。

・黄鴬睍睆(うぐいすなく)2月9日頃
山里で鴬が鳴き始める頃。こうおうけんかんす。
春の訪れを告げる鴬は「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれます。
岩手には、鴬が傷を癒した鶯宿温泉があります。
https://ousyukuonsen.com/about/

・魚上氷(うおこおりをいずる)2月14日頃
水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。
うおこおりにのぼる。
春先の氷を「薄氷」と呼びます。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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