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夢までの距離

そもそも記憶とはなんだ。

脳が覚えてることと定義しよう。

僕が実際に見聞きしたものや、体験したこと。

それが記憶となるのはわかる。

じゃあ 夢は?

夢で見たことと現実を脳は同じように認識するらしい。
どこかの脳科学者だかが言っていた。

つまり夢も記憶の一部となるということだ。

でも 今日僕がここで思い出そうとしている
これらは夢のようで 違うような。
もっと遠く。
距離も時間も 漠然とだが
眠ったときに見る夢よりも 遠く深くに感じる。

思い出そうとすると
胸が締め付けられ
涙が流れる。氣付かないほどに。

僕を僕たらしめるものは 記憶。

記憶がなかったら僕はただの入れ物。。なのか。

僕を形成する記憶だが
ひどく曖昧なものだ。

おんなじ出来事について 友人と思いだしてみても
覚えていることがまるで違ったりする。

ひどく曖昧で
頼りない
記憶というデータが
人間を形成していく不思議。


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