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アサガオがこの国をダメにする

アサガオは成長が非常に早い植物です。
特にそのつるの伸びが顕著で、
1日に数センチメートルも伸びることがあります。
この成長の速さは、アサガオが日光を効率的に利用して、早く上へと伸びることができる仕組みを持っているためです。
また、その葉は大きく広がり、光合成の効率を高め、成長をさらに加速させる要素となっています。

おそらく義務教育を受けていれば
この体験はどんな日本人でも体験していることでしょう。

こんにちは、
aquarium shop EARTHの日向です。



アサガオが学校でよく使われる理由は、
その成長の速さと観察しやすさにあります。

アサガオは短期間で芽が出てつるが伸び、
花が咲くという成長の過程を明確に観察できるため、
子どもたちが植物の変化を理解しやすい教材となっています。

また、手入れが簡単であり、水やりや日当たりの管理を行うだけで、
特別な技術や環境を必要とせずに育てられることも、
学校で使われる大きな理由です。

さらにアサガオは花の仕組みや種子の作り方、
つる植物の特徴など植物に関する基礎的な知識を教えるのに適しており、
観察を通じて自然への興味や理解を深める教育的な効果があります。

鮮やかな花が咲くことで、子どもたちに達成感や自然とのふれあいを感じさせ、学習への意欲を高めることも期待されています。

このようにアサガオは成長の速さや教育的意義さななど
簡単な世話ができる点で、学校の教材として広く利用されています。

この経験がどれほど我々の感覚を鈍らしているのか…
今日はそんな話でございます。

この記事を読むと3つの事がわかります。

  1. あなたが騙されている植物の育成

  2. 水槽の季節感

  3. 植物や動物は簡単で難しい



あなたが騙されている植物の育成

小学校でアサガオが育成される理由は、
その生育過程が短期間で観察しやすく、
植物の成長や命の循環について学ぶのに適しているからです。
一年草であるアサガオは種を蒔いてから成長し花を咲かせそして種を作り、最終的には枯れてしまうという一連のライフサイクルを数ヶ月以内に完了します。
このため学期中にその全過程を観察できるため
小学生の教育の一環としてよく利用されます。
しかし、我々のやっている水草の世界も同じく
すべての植物がアサガオのように一年草ではないことから、
他の植物を育てる際に生徒や教師が混乱することがあります。

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