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耳鳴りを訴える世界のスーパースターミュージシャン10人:症状を甘く見ずに今から聴覚保護を!

〜耳鳴りと難聴から耳を守るために参考となるインタビュー〜

こんにちは!EarPeace Japanです!

大切な耳の健康についての記事を綴っていますが、ミュージシャンの耳鳴りと難聴に関して、このようなデータがあります。

Hearing Health Foundationによると、ミュージシャンは、一般の人たちよりも、難聴になる可能性が400%も高く(!)、耳鳴りになる可能性もまた57%高いとのことです。

演奏している最中に、耳栓などの聴覚保護具を着用するだけでなく、定期的に検査も受けて、耳を休ませることが重要です。自分は耳鳴りにはならないと思う場合でも、音楽が生活の多くを占めているならば、手遅れになる前に、聴覚を保護することを忘れないでください。

以下、世界を舞台に活躍するミュージシャンたち10人の切なる言葉を記します。

1.クリス・マーティン(コールドプレイ)

コールドプレイのフロントマン、クリスは、中学生の時にバンド活動を始めました。長年に渡って愛すべきファンのために演奏を続けた結果、耳鳴りが進行し、「耳鳴りは、残念なことに、悪くなって初めて真剣に考えるようになる。もっと早く考えるべきでした。」と、語っています。

2.アンソニー・キーディス(レッドホットチリペッパーズ)

レッドホットチリペッパーズのフロントマン、アンソニーは、回想録「Scar Tissue」の中で、1993年のコンサートツアーの後、絶え間なく響く耳鳴りが始まったと記しています。

「ニルヴァーナも出演した、巨大な飛行機格納庫でのコンサートの夜から、既に進行中だった耳鳴りとの戦いが始まりました。そして、ツアーが終わるまでには、永久的な耳の損傷を抱えることになりました。残念ですが、耳鳴りは、治療が最も難しいものの一つです。

3.ラーズ・ウルリッヒ(メタリカ)

メタリカは、40年以上に渡って聴衆を魅了しながら、ヘヴィメタルの看板を掲げてきました。ドラマーのラーズは、いかなる聴覚保護具も用いなかったことを認めています。

その結果、耳鳴りがひどくなり、夜中に起きては、テレビの電源を切ろうと思うのですが、既にオフになっているのです。そして、このように語っています。「若い人、子どもたちに伝えたいです。こんなふうに聴力がなくなってしまうと、治療する方法はもうないのです。」

4.バーブラ・ストライサンド

バーブラ・ストライサンドは、1985年に、耳鳴りの症状があることを公にしました。その様子は、こちらの動画(英語)でご覧いただけます。

これから一体どうなってしまうのだろうと恐れながら、何年も沈黙のうちに苦しんだ後、ついにある聴覚学者に出会い、症状に対処することを通して、愛する音楽活動を続けることができました。

5.エリック・クラプトン

クラプトンは、素晴らしいギタースキルを持つミュージシャンとしてだけでなく、コンサートやスタジオでも、音量を最大限まで上げることで知られていました。

当然の結果といえるのかもしれませんが、2018年に、耳鳴りの診断を受けたことを明らかにしました。そして、パフォーマンスの続行を誓いながらも、次のように語っています。「自分のしたことですが、無責任で、ずっと自分は無敵だと思っていました…どうか気を付けて、耳栓を着用するようにしてください。」

6.ウィル・アイ・アム

騒音性難聴と耳鳴りは、特に騒がしい環境で活動するパフォーマーにとって、密接な関連があります。ブラックアイドピーズのフロントマンとして、彼は両方の経験を受け入れざるを得なくなり、次のように言っています。

「静寂がどのようなものなのか、今はもうはわかりません。痛みを和らげてくれるのは、もはや音楽だけです。耳鳴りは、最初に気づいた時のように静かではなく、一体どのくらいの間耳鳴りが続いているのかもわからなくなってしまいました。それは、徐々に悪化していきました。

7.グライムス

聴覚障害が高齢者だけのものではないという例でもありますが、彼女は、早くも2012年には、耳鳴りのために、いくつかのショーをキャンセルしなければなりませんでした。

当時若干24歳でしたが、自身のミュージシャンとしてのキャリアが始まる前から、既にライブに行くのにも、難聴に苦しんでいました。「そのショー以来、永久的な難聴に見舞われました。そこで、スピーカーに耳を押し当てたところ、2日間近くも聞こえなくなってしまい、今も非常に鋭い耳の痛みを抱えています。」と、言っています。

8.ピート・タウンゼント(ザ・フー)

ある時、ザ・フーは世界で最も騒々しいバンドとして、ギネス世界記録を保持していました。しかし、ギタリストのピートは、とうとう耳鳴りに対処し切れなくなった結果、バンド活動を終了することを検討し始めました。

ローリングストーン誌では、「自分の聴力の問題ですが、ショーを先延ばしにすることはできないし、もう終わりです。」と語っています。仲間のベテランロックミュージシャン、ニール・ヤングが、症状の軽減のために聴覚学者に会うことを勧めると、長い時間をかけて、症状は再びツアーを続けられるまでに落ち着きました。

9.ニール・ヤング

悪名高き大音量のバンドで、1年間ツアーを行った後、ニール・ヤングは、耳鳴りを発症しました。クレイジー・ホースのライブコンサートアルバム「Weld」をミキシングした後、1991年に、聴覚が永久的な損傷を受けたと述べています。

以来、さらなる被害を避けようと対策を講じています。 「大きな音が聞きたくなかったので、 『Harvest Moon』を作りました。まだ少し耳鳴りがありますが、幸いなことに、『Weld』をミキシングした後の1年間ほどには、大きな音に敏感ではなくなりました。」

10.オジー・オズボーン

常にエッジを走り続けてきたヘヴィメタルのレジェンドは、ブラックサバスからソロへ、またリアリティ番組への出演といった活動の間、聴覚の保護や健康については無視してきました。

その結果、今もなお代償を支払っています。サンデータイムズ紙のインタビューで、「私は、永久的な耳鳴りに苦しんでいます。耳の中で、長年絶え間なくうるさい音が聞こえています。きちんと耳栓を使うべきでした。」と語っています。

以上、第一線で活躍するスーパースター、ミュージシャンたちの言葉でした。

音楽の演奏は、この世での最も楽しい活動の一つですが、このようなリスクと隣り合わせでもあります。一度発症してしまうと、完全に治療することが難しくなります。どうか手遅れにならないよう、今から聴覚の保護を通して耳の健康に十分気を配ってくださいね。

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※本記事は、EarPeace.comの記事(英語)より翻訳編集したものです。

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