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「株を保有するということ~株価急落時についての所感と平常時からの心構え」

「○○株終わった」「今までありがとう」「市場の養分乙」このようなツイートがあなたの視界に溢れる時、それはたいていの場合、5年、10年先の未来から今を眺めると、『大きな買い場』『なかなか無い貴重なチャンス』であったと気付くことになります(※ご自身の中で確かな投資根拠が必要です)。

誰もが知る、伝統ある優良大型企業について、多少の業績や配当の凸凹はあれど、軸である基礎収益力に陰りが無く、新規事業への投資も堅調で、財務も安定、長期で俯瞰すると全てが右肩上がりであるにもかかわらず、単なる需給バランスの歪みの調整や、ちょっと先の業績・環境不安のためだけに、一時的に株価が大きく下げている。本物である企業の場合、私にはその鋭角に落ちていく軌跡が、まるで隕石落下の瞬間のように光り輝いて見えるため、謹んでお迎えにあがります(私は隕石コレクター&トレーダーです)。

もちろん単なる盲目的信頼や天邪鬼的発想での、資金計画を無視した無謀な買い向かいではダメです。しかし、過去のJT減配時(当時の業績を確認してみてください、気付きがあるはずです)や資源偏重だった三菱商事や三井物産の巨額減損時もそうでしたが、実際に私は、その時期に大量の保有株を売りもせず、ただ持ち続けるだけでもなく、さらに大きく買い増していきました。

言うのは簡単ですが、確かな底が見えないその当時にそれを実行するには【絶対的な信頼と強力なメンタル】が必要です。その為の日頃からの勉強と分析、情報収集、信頼の構築なのです。企業の経営陣と同じスタンスで、将来的な不安要素を先取りし、自分の中で織り込んでいきます。

あなたとご家族にとっての大切なお金を預けて保有する今のあなたの主力銘柄ですが、愛する家族やパートナー、親友を信頼するのと同じか近いレベルで根本的に信じることができていますか?強烈な負の地合いによって株価が急落し8割減になったとしても、一切心揺れることなく信じ抜くことができますか?(恋人や奥さん旦那さんが自分でない他の異性と手を繋いでいるのを目にしてしまった時、あなたは焦らず疑わずに、正面から向き合えますか?私は出来ます)私は超主力企業に対してはその度合いでの確かな思いを持っています。

もちろん結果的に失敗することもあるかもしれません。しかし、トータルで勝てば良いのです。先日のnote記事でも述べましたが、全銘柄、全業種でずっと調子が良いなんてことはありません。そして、それが正常なのです。

また長くなりそうですので、今日はこのあたりで。お読みいただきありがとうございます。今後の励みになりますので、よろしければnoteのフォロー、イイネ、メンバー登録も心よりお待ちしております😌🍀

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