「ニュータイプの時代」〜(その1)〜クソ仕事が蔓延している
アールグレイです。
読書メモをとっていこうと思います。
実は読書感想文は大の苦手。
思うがままに書きますので、誰のお役に立つかわかりませんが、もし何かのきっかになれば嬉しいです。
はじめの1冊は山口 周 さんの「ユータイプの時代」です。
ここ最近で読んだ本で、冒頭から、うんうん、そうだったのか!とうなづくことが多い本だったので、何回かに分けてメモしておきたいと思います。
この本は、オールドタイプとニュータイプに分けて、これまで活躍してきたタイプ、これから活躍するタイプが違っていることを述べています。
この本に出会ったきっかけは、ワーママはるさんのVoicyでした。
どの回だったか忘れてしまったのですが、紹介されていたのですぐにAmazonをポチったのがきっかけです。
で、この本を読んで、冒頭からうなずいてしまったことがあります。
それは、クソ仕事が蔓延している、ということ。
日頃から、頭がいい人ばかりが集まった会社で、仕事を一所懸命やっても、なぜみんな生き生きしていないのか?という疑問があったんです。
この漠然とした疑問を「ニュータイプの時代」が言語化してくれていました。
知的好奇心を満たすはずの職種なのに、日々の仕事に追われて、私も含めてみんな言われたことをやっているだけに見えるんですよね。
それも生き生きしていない。
いわゆるラットレースを走り続けいている感じ。
これ、クソ仕事が蔓延しているからということなんです。
私は頭良くないんですが、職場は頭がいい人ばかりです。
なので本来は生産性が高いはずなんです。
でも会社からは生産性が低いと罵られる。
そして、生き生きしていない。
それは働いている側が「実質的な価値や意味を生み出すことのない「クソ仕事」に携わっている」と感じているからだと気づきました。
もっと言えば、「自分の仕事が社会になんの価値ももたらしていない、と感じている」んだと思います。
もちろん、仕事を受けるときはそれなりの意義を聞いてから取り掛かるんですが、そもそもその意義が疑問だらけ。
あぁ、そうか、そういうことか。
頭がいい人が仕事をしていても、社会に価値をもたらすと思っていないと本来の実力を発揮できないんだと。
そもそもクソ仕事しか与えられないのは、社会全体の生産性が上がっているのに労働の供給が減らないので、結果的に社会的に意味のない仕事(クソ仕事)は増えているからなんです。
ニュータイプは、「「仕事の目的」や「仕事の意味」を形成し、本質的な価値を言語化、構造化できる」タイプ。
人材を惹きつけモチベーションを引き出し、大きな価値を生み出すことになるのがニュータイプな経営者。
目的や意味を明確化することなく仕事を与えるオールドタイプが経営している会社は、クソ仕事を与えるだけなので、生産性が上がらないのは当たり前なんですね。
目的と意味があってこその生産性。
毎日の仕事で生き生きするためのヒントがここにあります。
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